西郷真央(さいごう まお)選手は、これからのゴルフ界を担う 注目の女子プロゴルファー です。
この記事では西郷選手のことをもっと知りたくなるような、こんなお話をお届けします👇
- ✅ご家族のエピソード(父・母・姉)
- ✅出身地とゴルフをはじめたきっかけ
- ✅ジュニア時代〜プロテスト合格までのストーリー
- ✅師匠ジャンボ尾崎さんとの出会い
- ✅小・中・高・大学までの学歴
- ✅優勝回数は?
- ✅海外メジャー大会での優勝エピソード(プレーオフ&優勝シーンの動画)
それでは西郷真央選手の魅力を一緒にのぞいてみましょう。
西郷真央の実家の家族はどんな人?
出典:島津製作所
西郷真央(さいごう まお)選手の実家は千葉県で、4人家族です。
- 父親 ゴルフが趣味
- 母親 手料理でサポート
- 長女 お姉さんがひとり
- 次女 真央選手:本人
- 愛犬 ティーカッププードル
西郷真央選手の「真央」という名前は「まっすぐ育ってほしい」というご両親の願いが込められています。
「真」という字からは「真面目でひたむきな印象」を受けますし、「央」という字からは「周りから注目されるような華々しいご活躍」が予感できそうな、素敵なお名前ですね。
父親はゴルフが趣味
お父様は 雅史(まさし)さん といいます。
大のゴルフ好きで、 ジャンボ尾崎さんを尊敬 しているそうです。
そんな雅史さんの影響もあり、西郷真央選手は 高校時代にジャンボ尾崎さんのレッスン会 に参加しています。この貴重な経験がその後の飛躍につながったのかもしれません。
また、雅史さんは 道具にも強いこだわりを持つ研究熱心なタイプ 。ゴルフクラブの 1〜2グラムの違いまで気にするマニア で、新しいクラブを試すのが大好きなようです。
そんな父の影響を受け、西郷真央選手も 道具へのこだわりが強い とのこと。親子でクラブ談義に花を咲かせる姿が目に浮かびますね。
なお、一部では 雅史さんが会社経営者 との情報もありますが、ご本人が公表しているわけではないため 正確な情報とは限りません 。
父・雅史さんのサポートを受けながら成長してきた西郷真央選手。
今後のさらなる活躍が楽しみですね。
母親はアメリカツアーに帯同したことも
お母様は試合中の食事管理など、西郷選手を陰ながら支えていらっしゃる頼もしい存在です。
「ラウンド中に何を食べている?」というインタビューでは、「母が握ってくれたおにぎりです。好きな具は鮭(笑)」 と微笑ましい回答。
お母様も、頑張る娘を想いながら張り切って作っていらっしゃるのでしょうね。
ちなみに、西郷真央選手の好きな食べ物は 「お寿司」 。優勝した日は、家族で美味しいお寿司を楽しんでいるのかもしれません。
さらに、西郷選手が アメリカツアーに参戦 した際は、現地で カレーライス など手作りの食事を用意。長期間の海外遠征では、日本の家庭の味が恋しくなるもの。母の味が、西郷選手にとって 何よりのエネルギー補給 になったことでしょう。
お母様の支えを受けながら成長を続ける西郷真央選手。
これからの活躍も楽しみですね。
兄弟姉妹は?西郷真央は二人姉妹の妹
西郷真央選手には お姉さんが一人 います。
ただ、お姉さんの詳しい情報は公表されておらず、ゴルフ経験者なのかも不明です。
そんな中で、 姉妹の絆を感じる素敵なエピソード があります。2021年の年間表彰式に出席した際、西郷真央選手は お姉さんが成人式で着た着物を借りて 参加しました。
白を基調に ピンクの花柄があしらわれた美しい着物 は、西郷選手によく似合っていて、とても華やかでした。また、西郷選手は ピンクが好きな色 とのことで、まさに 彼女らしい可憐な装い だったのではないでしょうか。
普段はゴルフの練習やトレーニングに励み、ストイックに努力を重ねている西郷選手。そんな彼女にとって、 お姉さんの着物をまとい、特別な時間を楽しむことができたのは良い気分転換 になったのかもしれませんね。
出典:報知新聞社
西郷真央の出身地とゴルフをはじめたきっかけ
西郷真央(さいごう まお)選手の出身地は千葉県船橋市 です。
船橋市は 都心へのアクセスが良く、商業施設も充実 している街。たとえば、日本初のららぽーとである 「ららぽーとTOKYO-BAY」 や、人気の家具店 「IKEA」 があります。西郷選手も、家族や友達と訪れたことがあるかもしれませんね。
また、船橋市といえば ご当地キャラクター「ふなっしー」 も有名です。船橋市の非公認ながら全国的に人気を博し、最近では ららぽーとTOKYO-BAYの公認キャラクター になっていることが分かりました。もし船橋市公認キャラだったら、西郷選手とのコラボもあったかもしれませんね!
父との遊びからプロを目指す
西郷真央選手がゴルフを始めたのは 5歳のとき 。まだ小学校に入る前に、 子供用のゴルフセットで父・雅史さんと遊ぶ ことがきっかけでした。
最初は遊びの一環だったかもしれませんが、 ひたすらボールを打ち続ける娘の姿を見て、父・雅史さんは「もしかして将来プロになれるかも?」と思うようになったそうです。
親子の何気ない時間が、 未来のトッププロ誕生への第一歩 になったのですね。
西郷真央の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
西郷真央(さいごう まお)選手がどのようにしてジュニア時代を過ごし、プロゴルファーになったのかをみていきましょう。
出身小学校|船橋市立三山小学校|全国大会で優勝
西郷選手の出身小学校は公立の「船橋市立三山小学校」 です。
低学年のころに練習に通っていたのは、千葉県千葉市にある 「北谷津ゴルフガーデン」。
ここは ジュニア選手の育成にも力を入れている練習場 で、ショートコースも併設されています。現在もクラブハウスには 西郷真央選手の写真や立て看板 が飾られており、彼女がここで腕を磨いたことを物語っています。
小学4年生から本格的にゴルフを学ぶ|ホールインワン達成
小学4年生になると、「ミズノゴルフアカデミー」 に入会。
そこにはプロを目指すジュニア選手たちが多く在籍していましたが、当時の西郷真央選手自身は 「プロになる」という意識は全くなかった そうです。
しかし、父・雅史さんの勧めでジュニア大会に出場し始めると、小学校5年生で早くもホールインワンを達成!小学生でホールインワンは驚異的ですね。
宮里藍への憧れと才能の開花
この頃から、西郷選手は 宮里藍(みやざと あい)選手 に憧れを抱くようになります。「強い選手になりたい」と夢を持ち始めたのもこの時期。宮里藍選手の活躍が、多くのジュニアゴルファーに影響を与えていたことがよく分かります。
出典:報知新聞社
こちらはプロ転向後2022年のブリヂストンレディスオープンでの優勝。
小学生の時に憧れた宮里藍プロと記念撮影。
ここで 小学生時代の主な成績 を振り返ると、その実力の高さがうかがえます。
小学生時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
6年生 | 彩の国ジュニアゴルフ大会 | 🏆初優勝🏆 |
6年生 | 第33回全国小学校ゴルフ選手権「横尾要カップ」 | 🏆優勝🏆 |
特に 「横尾要(よこお かなめ)カップ」 は、横尾要プロがホストを務めた人気ジュニア大会で、キャンセル待ちが出るほどの注目イベントでした。
そこで 優勝を果たした ということは、すでに 西郷真央選手が全国レベルの実力を持っていた ことを示しています。
ジュニア時代から数々の大会で結果を残し、西郷選手は着実にプロへの道を歩み始めていたのですね。
出身中学|麗澤中学校|ゴルフ以外のスポーツも得意
西郷真央選手の出身中学は「麗澤(れいたく)中学校」 です。
ここはゴルフの強豪校 としても知られており、同じくプロゴルファーの 吉田優利(よしだ ゆうり)選手 も在籍していました。(吉田選手は西郷選手の1学年上)
麗澤中・高校のゴルフ部顧問 佐坂浩二さん によると、西郷真央選手は 運動神経抜群で、ゴルフ以外のスポーツも得意 だったそうです。特に球技が得意だったとのことで、なんと野球も上手だったのだとか。もしかしたらテニスやバレーボール、バスケットボールなどもこなしていたのかもしれませんね。
ゴルフは基本的に個人競技ですが、仲間と楽しめる球技は西郷選手にとって 良いリフレッシュの時間 になっていたのでしょう。
麗澤中学校での経験が、西郷選手のゴルフスキルだけでなく スポーツ全般のセンスや競技に対する姿勢 をさらに磨いたのかもしれませんね。
中学時代の主な成績
大会名 | 順位 |
---|---|
関東中学校ゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
全国中学校ゴルフ選手権大会 3年連続の優勝の快挙を達成(団体戦) | 🏆優勝🏆 |
世界ジュニアゴルフ選手権(13歳、14歳の部) | 4位タイ |
出身高校|麗澤高等学校|ジャンボ尾崎との出会い
西郷真央選手の出身高校は「麗澤(れいたく)高等学校」 です。中高一貫校のため、そのまま内部進学しました。
ジャンボ尾崎の門下生に
西郷真央選手は高校1年生のときに「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」 の第1期生 として入門します。
お父様がジャンボ尾崎さん「尾崎将司(おざきまさし)プロ」のジュニアレッスン会 に応募し、娘を参加させたのがきっかけです。
出典:ゴルフパートナー
ジャンボさんに「直すところがない」と言われた西郷選手
ジャンボさんは西郷選手について「ゴルフ脳が高く、お父さんの厳しさを跳ね返す強い芯を持っていた」と語っています。
実際、西郷選手のお父様はとても厳しく、ラウンド中にボギーを打てばその場で50回の腕立て伏せをさせることもあったそう。
聞くだけで「ひえ〜!」となってしまいますが、それでも西郷選手が反発せずに練習を続けてこられたのは、ただ「やらされていた」のではなく、自分でも課題をしっかり理解していたからこそ。
出典:nippon.com
「もっと上手くなりたい」という気持ちが「厳しさ」さえも、力に変えていたのかもしれませんね。
高校3年生でプロゴルファーの道へ
高校3年生になった2019年、西郷真央選手はプロテストを受験し、見事一発合格!
ちょうどこの年、プロテストの受験資格が 18歳以上から17歳以上に引き下げ られたことで、高校3年生だった西郷選手も受験できるようになりました。その結果、最年少合格者のひとり として、プロゴルファーとしての一歩を踏み出します。
プロテストの結果は 「18位タイ」 で合格。
同じ18位タイで合格した選手に、後にメジャー大会優勝を果たした 笹生優花(さそう ゆうか)選手 もいました。
高校生でプロへの道を歩み始めた西郷選手。「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」で培った経験が、プロゴルファーとしての基礎を築く大きな財産になったのではないでしょうか。
出典:麗澤高等学校
左から、2019年度のプロテストに合格した西郷真央選手、吉田優利選手、河野杏奈選手。3人とも麗澤高等学校の卒業生です。
出身大学|日本ウェルネススポーツ大学|もっと上を目指したい
西郷真央選手は、通信制の「日本ウェルネススポーツ大学」 に進学しました。
プロテストに合格した選手の中には、大学に進学せずゴルフ一本に専念する人も多いですが、西郷選手は 「もっと上を目指したい」 という思いから、大学での学びを選びました。
プロゴルファーとしての活動と学業を両立させ、2024年に卒業 しています。
西郷真央は何回優勝している?米ツアーでも優勝
西郷真央(さいごう まお)選手のプロ転向後の主な成績をまとめました。
国内で6勝、海外で1勝しています。
年度 | 大会名 | 順位 | |
---|---|---|---|
2025 | 米国 | シェブロン選手権(メジャー大会) \米ツアー初優勝/ | 🏆優勝🏆 |
2023 | 日本 | 伊藤園レディス | 優勝 |
2022 | 日本 | ブリヂストンレディスオープン | 優勝 |
2022 | 日本 | パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント | 優勝 |
2022 | 日本 | ヤマハレディースオープン葛城 | 優勝 |
2022 | 日本 | アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI2022 | 優勝 |
2022 | 日本 | ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント \ツアー初優勝/ | 優勝 |
西郷選手は、2022年の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」で\国内ツアー初優勝!/
そこから勢いに乗って、国内通算6勝をあげています。もう、気づけば優勝シーンの常連さんですね。
シェブロン選手権制覇、池ダイブは必見!
アメリカツアーに挑戦中の西郷選手は、ついに2025年の「シェブロン選手権」で悲願の米ツアー初優勝を飾りました🎉
しかもこの大会は、日本人選手がこれまで勝てなかったメジャー大会。5人による激闘のプレーオフを制し、堂々の頂点に立ちました。
そして優勝の証として、シェブロン大会恒例の「池ダイブ」にもチャレンジ!
チームスタッフと一緒にジャンプした西郷選手は「飛び込むのが目標だったのでうれしかったです」と、満面の笑みで喜びを語りました。
プレーオフのハイライトシーン(西郷選手は黄色のトップスに白のショートパンツです)
※日本語字幕はありません※
- ▶0:45~ 西郷選手、ドライバーで224ヤードのナイスショットを放ちます!
- ▶1:55~ 2打目は惜しくもグリーンを少しオーバー。
- ▶3:00~ 絶妙なタッチでアプローチショット!
- ▶3:40~ 5人による緊張のパッティングシーン!次々に放たれるも、なんと4人連続で惜しくもカップを外してしまいます…!
- ▶5:10~ そんな中、西郷選手が静かにパターを沈める!見事、優勝を手繰り寄せました!
- ▶6:07~ 歓喜の瞬間!優勝を祝って、池ダイブ!GO~!!!
一緒にジャンプしたのはマネージャーの「新井里茄(あらい りか)さん」と現地リポーターを務めた「片平光紀(かたひら みつき)プロ」、続いてキャディさんとトレーナーさんです。
努力が報われた最高の瞬間に見ているこちらまで目頭が熱くなります。西郷真央選手、おめでとうございます🎉
西郷真央のwiki風プロフィール
西郷真央(さいごう まお)選手のプロフィールです。
氏名 | 西郷真央(Mao Saigo) |
出身地 | 千葉県船橋市 |
生年月日 | 2001年10月8日(23歳) |
身長 | 158cm |
血液型 | AB型 |
所属 | 島津製作所 |
ゴルフ歴 | 5歳~(父親の影響) |
プロテスト合格日 | 2019年11月8日 |
特技 | 早食い |
西郷真央選手の特技は…なんと「早食い」!
ゴルフだけでなく、食卓のスピード勝負でもトップクラスの実力を誇ります。
食事の時間も、まるでプレーオフのような集中力で一気に完食。きっと「ごちそうさま!」のタイミングも、他の人よりワンテンポ早いはず。
「食べるのが早いと消化に悪いよ〜」なんて声もありますが、プロの世界では“リズム”と“テンポ”が命”。その感覚が、プレーにもいい影響を与えているのかもしれませんね♩
西郷真央の実家の家族・経歴まとめ
この記事では西郷真央(さいごう まお)選手について
- 父親はゴルフが趣味で道具にもこだわりをお持ちです。
- 4人家族で、父、母、姉がいます。
- 師匠はゴルフ界のレジェンド、ジャンボ尾崎さん「尾崎将司(おざきまさし)プロ」。
- 高校3年生でプロテストに一発合格し、プロ転向。
- プロ転向3年目で国内ツアー初優勝。
- プロ転向6年目で米ツアーのメジャー大会で初優勝。
ということについてお伝えしました。
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