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岡本綾子の門下生一覧|弟子の女子プロゴルファーは?

女子プロゴルファーを支える家族と軌跡をご紹介 女子プロゴルファー
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日本女子ゴルフ界の頂点に君臨した伝説のプロゴルファー・岡本綾子さん。

世界を舞台に数々の栄光を手にしながら、現役引退後は指導者としてもその手腕を発揮しています。岡本プロが“師匠”として選手一人ひとりに寄り添い、時間と情熱を注いで育て上げた「門下生」。この記事では門下生のプロゴルファーたちと、彼女たちの成長を支えた岡本プロとのエピソードをご紹介します。

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岡本綾子の門下生|森田理香子|賞金女王

門下生の女子プロゴルファーを紹介するイメージ画像
出典:日刊スポーツ

美しいスイングフォームと豪快な飛距離で、一躍スターダムに駆け上がった森田理香子(もりた りかこ)選手。プロ転向後の2009年、岡本綾子プロと出会い門下生となりました。

生年月日1990年1月8日
プロ転向2008年
ツアー通算レギュラーツアー7勝・その他1勝
生涯獲得賞金¥422,178,439(2024年度現在)

森田はブレークするよ」という、岡本プロの予言通りに2013年には見事に賞金女王のタイトルを獲得。当時、ルックスと実力を兼ね備えた“黄金世代の先駆け”として絶大な人気を誇っていました。

しかし、輝かしい活躍の裏で、プレッシャーとの戦いもありました。賞金女王争いが佳境に入ったある試合では、思わず顔に出た不安な表情に対し、岡本プロからこんな言葉が飛んできたといいます。

暗い顔して周りに迷惑かけるな。みんなそれぞれの戦いでつらいんだ

褒めるのが基本」という岡本プロが珍しく叱ったこの言葉は、森田選手の心に深く刻まれたそうです。

2014年の7勝目を最後にスランプに突入し、2016年にはイップスも経験。長く低迷期が続き、2018年にはツアーからの休養を発表。ファンの間でもその動向が気にかけられていました。

しかし2024年、森田選手はついに6年ぶりの復帰を果たします。再びトーナメントの舞台に立つ決意をした彼女に、ゴルフ界からも温かい声が寄せられました。

岡本さんは、私の人生にとってかけがえのない存在。人間的にもおおきな人で、私もそんなふうになりたい。年齢を重ねるにつれて、感謝の気持ちがどんどん湧いてくるんです

恩師への想いを語る森田選手。その背中には、再起を誓う強い意志と、師匠から受け継いだ“人としての芯”が感じられます。

今後の活躍に、ふたたび大きな期待が寄せられています。

岡本綾子の門下生|表純子|国内レギュラーツアー5勝

門下生の女子プロゴルファーを紹介するイメージ画像
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン

プロゴルファー・表純子(おもて じゅんこ)選手と岡本綾子プロとの師弟関係は、ある日の食事の誘いから始まりました。しかも翌日にはふたりでお寺へ座禅をしにいったという、なんとも渋い“師弟のはじまりです。

生年月日1974年2月2日
プロ転向2007年
ツアー通算レギュラーツアー5勝・レジェンズツアー3勝
生涯獲得賞金¥520,805,079(2024年度現在)

2011年から2017年にかけて、241試合連続出場という驚異の記録を打ち立て、「鉄人」と称される表選手。ご本人もこのニックネームはお気に入りのようで、「そう呼ばれるのはうれしいです」と笑顔で語っています。

ここまで続けてこられたのは綾子さんのおかげ。今でも頭が上がらないんです」と表選手。困ったときには今でも岡本プロに相談するという、信頼の深さがにじみ出ています。

プライベートでは、プロキャディのご主人・広樹さんと2001年に結婚。ツアーではおなじみの“仲良し夫婦”としても知られています。初優勝のときには、キャディとして支えてくれた広樹さんと抱き合って喜ぶ姿が話題に。しかも広樹さん、家事も全般担当してくれているというから、後輩選手たちから「羨ましい!」の声があがるのも納得ですね。

また、表選手には実子はいませんが、お姉さんの次男を養子として迎え、さらにそのお嫁さんとの間に第一子が誕生したことから、2022年には“おばあちゃんプロ”に。豪快に笑う明るい笑顔と、どこまでも人情味あふれる姿に、今後も多くのファンが元気をもらいそうです。

岡本綾子の門下生|服部真夕|国内レギュラーツアー5勝

門下生の女子プロゴルファーを紹介するイメージ画像
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン

服部真夕(はっとり まゆ)選手は、坂田塾で腕を磨き、プロ入りと同時に契約メーカーの縁で岡本プロと出会いました。

生年月日1988年3月3日
プロ転向2007年
ツアー通算レギュラーツアー5勝・ステップアップツアー1勝
生涯獲得賞金¥475,586,517(2024年度現在)

2007年から岡本プロの門下生になった服部選手ですが、2012年以降、スランプに直面。

思うような成績が残せず悩むなか、2015年の春、服部選手は岡本プロのもとから独立することを決意します。

それは師匠との“別れ”ではなく、甘えを断ち、自分自身と向き合う“覚悟”の一歩。7年間寄り添ってくれた岡本プロとの深い信頼関係があったからこそ、できた選択でした。

そして迎えたその年の夏、服部選手は見事、3年ぶりとなるツアー通算5勝目を挙げます。インタビューではこう語っています。

本当にお世話になって、いろんな面でご心配をかけてしまったけれど、こうして結果を出せたことで、感謝の気持ちを伝えられたと思います。

師のもとで培った技術と自分を信じる強さを胸に、服部真夕選手は再び輝きを取り戻しました。

岡本綾子の門下生|若林舞衣子|国内レギュラーツアー4勝

プロゴルファー・若林舞衣子(わかばやし まいこ)選手が岡本綾子プロに弟子入りしたのは、2011年のこと。

生年月日1988年6月9日
プロ転向2007年
ツアー通算レギュラーツアー4勝・ステップアップツアー1勝
生涯獲得賞金¥381,792,329(2024年度現在)

きっかけは、同期の服部真夕(はっとり まゆ)選手と岡本プロとの食事会でした。服部選手の師匠である岡本プロと初めてじっくり話すなかで、「私もこの人から学びたい」と心が動き、門下生になる決意を固めたのです。

岡本プロとの関係について、若林選手は「一緒にいるだけで学びになる」と語ります。
印象的なのが、こんなやりとり。

私はたくさん練習しているのに、ミスをすると自分に腹が立ってしまうんです。岡本さんは現役時代、そういうことなかったですか?」と尋ねたところ、岡本プロは笑って一言。

ないわよ、そんなもんでしょう。そんなに私、練習してなかったもの。

もちろん本当に練習していなかったわけではありません。むしろ努力の人。しかしこの一言で、若林選手は「こんなに練習しているのに」と思った自分にハッとしたと語っています。

プライベートでは2016年に一般男性と結婚し、2019年には第一子を出産。

そして2021年、「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」でツアー史上6人目となる「ママさん優勝」を成し遂げました。

母として、そしてプロゴルファーとして。若林舞衣子選手の挑戦は、今も続いています。

ちなみに若林プロは、「岡本プロと最後まで日本酒を酌み交わせる、ただ一人の弟子」とも言われているそうです。ゴルフの腕前だけでなく、お酒のペース配分にも自信があるのかもしれませんね…!肝心の“肝臓力”も、なかなかのタフさとお見受けします。

岡本綾子の門下生|青山加織|国内ステップアップツアー4勝

プロゴルファー・青山加織(あおやま かおり)選手が岡本綾子プロと出会ったのは、10歳で入門した「坂田塾」がきっかけでした。14歳のある日、坂田信弘プロから「岡本プロとラウンドしておいで」と突然の指示。それを機に、岡本プロからも直接指導を受けるようになります。

生年月日1985年7月4日
プロ転向2007年
ツアー通算ステップアップツアー4勝
生涯獲得賞金¥163,823,964(2024年度現在)

熊本県出身の青山選手は、宮里藍プロや横峯さくらプロと同世代。切磋琢磨しながらゴルフの腕を磨いてきました。

プライベートでは2017年に結婚を発表。なんと婚姻届の保証人には、師匠の岡本綾子さん、そして「いい夫婦の代表」と慕う表純子プロの名前が。「おふたりに保証人になっていただいて、身が引き締まる思いです」と語る青山選手の喜びが伝わってきますね。

岡本綾子の門下生|藤井かすみ|国内レギュラーツアー10勝

プロゴルファー・藤井かすみ(ふじい かすみ)選手が岡本綾子プロと出会ったのは、プロ2年目の1996年。ツアーデビュー戦で悔しくも予選落ちした直後、関係者から「岡本さんに教わってみては?」と声をかけられ、導かれるようにしてその場で弟子入りが決まりました。

生年月日1967年11月30日
プロ転向1995年
ツアー通算レギュラーツアー10勝
生涯獲得賞金¥430,161,423

藤井選手はこう語っています。

「チーム岡本」にいるだけで、強くなった気分になれますし、国内外で通算62勝も挙げた偉大な選手の話を身近に聞けるわけですから、こんなに恵まれた環境はありません。

出典:デイリースポーツ

岡本プロからは常に「焦るな 慌てるな ひるむな」「藤井、ゴルフは“決断”と“実行”よ」と言われ続けていたそうで、その言葉が藤井選手の競技人生を支えました。

その努力の積み重ねが実り、藤井選手はツアー10勝を挙げるまでに成長。プレーの安定感と勝負強さで、多くのファンを魅了しました。

プライベートでは2006年に競輪選手の高橋健太さんとご結婚。現在は兵庫県で、ジュニアゴルファーたちの指導に力を注いでいます。

岡本綾子の指導料は?

驚くべきことに、レジェンド・岡本綾子プロは、弟子たちから一切の指導料を受け取っていません。移動の交通費や宿泊費もすべて自腹。なぜそこまでできるのでしょうか?

その理由を岡本プロはこう語ります。

だって、私、教えるのが仕事じゃないもん。それでお金もらうようになったら義務になるし、自分の予定を優先できないし。やりたいことができなくなっちゃう

日本経済新聞

あくまでも「コーチ」ではなく、「師匠」。肩書きにとらわれず、心からの信念で弟子と向き合っているのです。

岡本プロのレッスンは、すべてマンツーマン。門下生のもとへ自ら出向き、じっくりとその選手一人だけに集中します。

「選手同士も気が散るし、私もイメージが湧きにくくて教えづらいから」と、あくまで“質”を重視したスタイル。

選手一人ひとりの長所を見極め、愛情をもってじっくり育て上げるその指導法は、数々の門下生の実績を見ればその確かさがよくわかりますね。

岡本綾子の門下生まとめ

この記事では岡本綾子の門下生という内容でお届けしました。

  • 森田理香子(もりた りかこ)選手:2013年賞金女王
  • 表純子(おもて じゅんこ)選手:国内レギュラーツアー5勝
  • 服部真夕(はっとり まゆ)選手:国内レギュラーツアー5勝
  • 若林舞衣子(わかばやし まいこ)選手:国内レギュラーツアー4勝
  • 青山加織(あおやま かおり)選手:ステップアップツアー4勝
  • 藤井かすみ(ふじい かすみ)選手:国内レギュラーツアー10勝

世界に名を刻んだ岡本綾子プロと、その志を受け継ぐ門下生たち。それぞれの舞台での活躍に、これからも目が離せません!


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