経済評論家として知られる勝間和代(かつま かずよ)さん。
これまでに二度の結婚と離婚を経験し、2018年には女性パートナーとの交際も公表されました。
現在は50代にして初めての一人暮らしをスタートし「人生で一番幸せ」と語る彼女。どのような道を経て、今の充実した生活にたどり着いたのでしょうか?
勝間和代の結婚歴・離婚歴
経済評論家として知られる 勝間和代(かつま かずよ)さん。これまでに2度の結婚と2度の離婚を経験されています。

お若い勝間さん。20代の頃でしょうか?
一人目の夫|3人の子供に恵まれ、キャリアとの両立
勝間和代さんが最初の結婚をされたのは1990年。まだ慶應義塾大学の商学部に在学中で、キャリアも人生も、まさにこれから──というタイミングでした。
お相手は、なんと東京大学を中退したという秀才。まさに「頭脳派カップル」といった感じですね。
そして21歳で第一子を出産。3人の女の子に恵まれ、子育てをしながら「JPモルガン」や「マッキンゼー」といった、聞くだけでビジネスマンの血圧が上がりそうな外資系企業に次々と就職。しかも、朝5時半起床で朝食づくり → 出社というスーパーウーマンぶり。
「ワンオペ」という言葉がまだ浸透していなかった時代に、すでに「ワンオペの限界突破」を地で行っていたのです。
とはいえ、そんな勝間さんにも「キレる瞬間」が訪れます。ある日、ついに家事の負担にブチッと糸が切れ、家事代行を導入。これが彼女の「効率化」としての第一歩だったのかもしれません。
多忙な日々の中、13年間の結婚生活を経て、2003年に離婚されました。
二人目の夫|1年ほどで離婚
翌2004年、勝間さんは再びご結婚されます。
…が、今回はわずか1年ほどで離婚という結果に。結婚生活の長短はさておき、2回目のパートナーについてはあまり多くを語られておらず、“ベールに包まれた再婚”といった印象です。
しかし、勝間さんは立ち止まりません。むしろ、ここからが“快進撃の第二章”──人生がさらに加速していきます。
カツマーブームの幕開け
2005年、勝間和代さんは働くママたちを応援するウェブサイト「ムギ畑」を立ち上げ、その活動が評価されて、あのウォール・ストリート・ジャーナルの「世界で最も注目すべき女性50人」に選出されるという快挙を達成。
翌年には「エイボン女性大賞」、さらに2009年には世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leadersにも名を連ねました。
それだけでは終わりません。執筆した書籍は次々とベストセラーに。メディアでも引っ張りだことなり、「勝間さんのように生きたい!」と願う「カツマー」たちが全国に出現──まさに社会現象となりました。
ひとりの女性が、家庭とキャリア、そして社会を巻き込むムーブメントをつくっていく。その原動力は、きっと“勝間さんの止まらない力”だったのかもしれません。
勝間和代の元パートナー
2018年5月、勝間和代(かつま かずよ)さんは、増原裕子(ますはら ひろこ)さんとのパートナーシップを公表しました。

氏名 | 増原裕子さん |
生年月日 | 1977年12月27日 |
職業 | 経営コンサルタント |
これまで男性と結婚してきた勝間さんにとって、この出会いは人生の大きな転機となったようです。
実は高校時代から何度か女性を好きになっていたという勝間さん。でも、その気持ちには長い間、ふたをしてきたといいます。そんな心の奥にあった本当の気持ちに気付くきっかけが、増原さんとの出会いだったようです。
増原さんは、過去にLGBTQの活動家としても知られる東小雪さんとパートナー関係にありましたが、その後離別。勝間さんとは共通の友人を通じて知り合い、交際へと発展しました。
穏やかな日々と、突然の別れ
おふたりは一緒に料理を楽しんだり、ドライブをしたりと、穏やかな日常を過ごしていたそうです。
また、増原さんが選挙活動に挑戦した際には、勝間さんが資金面でもサポートし、京都まで足を運んで食事の準備をするなど、深い信頼と支え合いの関係が築かれていました。
しかし、2019年11月、増原さんに新たな恋が芽生えたことをきっかけに、関係は解消となります。
突然の別れに、勝間さんは大きなショックを受けたと語っていますが、信頼できる友人に支えられながら少しずつ気持ちを整理し、「感謝しながら、前を向いて生きていこう」と決意されました。
どんな形であっても、愛する人と出会い、心を通わせることは、人生を豊かにしてくれる大切な経験。
勝間さんのこの経験も、多くの人にとって、勇気や共感につながるのではないでしょうか。
勝間和代は現在は独身|一人暮らしで得た新たな幸福
パートナーとの別れを経て、勝間和代(かつま かずよ)さんは現在、初めての一人暮らしを楽しんでいます。
最初は戸惑ったものの 「あれ?おかしいな、楽しい。」 と感じたそうです。
これまでは「家族やパートナーがいるのが普通」と思い込んでいたものの、本当の自分には「自由なペースで暮らす生活が合っていた」ことに気づいたといいます。
周囲からも「今の方が生き生きしてるね」と声をかけられることが増えたそうです。

経済的にも精神的にも自立した今、勝間さんは「人生で一番、幸せを感じている」と語っています。誰かと一緒にいることだけが幸せではない。そんなことを、静かに教えてくれるようです。
とはいえ、「恋愛はあきらめていません。皆さんに楽しいご報告ができる日が来るかもしれません」と、未来への希望も忘れていません。
豊かな人間関係を築いてきた勝間さんだからこそ、これからの人生にもまた素敵な出会いが待っているのかもしれませんね。
勝間和代のwiki風プロフィール
勝間和代(かつま かずよ)さんのプロフィールです。
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1968年12月14日 |
学歴 | 慶応義塾大学商学部卒業、早稲田大学大学院ファイナンス研究科専門職学位課程修了 |
職業 | 著作家・評論家・プロ雀士 |
勝間和代さんは、なんと2015年1月に「最高位戦日本プロ麻雀協会」のプロ試験に合格し、正式なプロ雀士になりました。
きっかけは意外にも趣味のゴルフ。2013年のゴルフコンペで出会った人たちに誘われて、なんとなく始めた麻雀が、いつの間にか本気モードに。「ちょっとハマっちゃって…」というレベルではなく、ちゃんとプロに習い、研究を重ねてのプロ入りです。
さすが「オタク気質」を自認している勝間さん。趣味でも手を抜かず、気づけばプロレベルに到達してしまうあたり、やっぱり只者じゃありませんね!
まとめ
勝間和代さんは、仕事だけでなくプライベートも積極的に楽しむ姿勢が印象的です。
多忙な中でも新しいことに挑戦し、ライフスタイルを充実させている点が、多くの人にとって魅力的なのかもしれませんね。
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