神谷和奏(かみや わかな)選手は、19歳で結婚・一児の母となり、プロゴルファーとしての道を歩んでいる注目の選手です。2023年にプロテストに合格し、ツアー制度開始後では初の「ママゴルファー合格者」となりました。
そんな神谷選手の実家の家族や現在までの軌跡をお伝えします。
神谷和奏の実家の家族はどんな人?
神谷和奏(かみや わかな)選手の旧姓は「羽藤(はとう)」さんです。
実家は千葉県富里市にあり、兄弟全員がゴルフに関わる家庭で育ちました。
- 父親:シングルゴルファー
- 母親:試合に帯同しサポート
- 長女:羽藤琴和さん(4歳上、台湾ツアーのプロライセンス取得)
- 長男:羽藤勇司さん(3歳上、日本で活躍するプロゴルファー)
- 次女:神谷和奏選手(本人)
神谷和奏選手のご両親は、高校卒業前後のタイミングで離婚されています。
現在は、お母様が試合に帯同し、サポートを続けています。一方、神谷選手は目標とする人物として「父親」を挙げており、両親それぞれと良好な関係を築いているようです。
父親はゴルフ経験者でスパルタ指導?
神谷和奏選手の父親はゴルフ経験者。アマチュアながらシングルの腕前をお持ちだったとのこと。職業や名前などの詳細は公表されていません。
神谷選手は幼少期から父親にゴルフを指導されており、その指導はかなり厳しかったようです。
試合後には「なぜその場面で失敗したのか?」と必ず質問され、答えられない場合は試合会場から自宅まで歩いて帰るように指示されることもあったといいます。失敗には必ず理由があるという、父の教えだったとのこと。このような指導を通じて、神谷選手はゴルフに対する高い分析力を養いました。
現在でもスコアカードに詳細なメモを残し、試合後に振り返る習慣を続けているそうです。
神谷選手は「父からはゴルフを通じた家族の絆や、努力することの大切さを教わりました」と語っています。
母親のサポート
神谷和奏選手のお母様は試合に帯同し、さらにお孫ちゃんのお世話もしています。
試合中は会場の近くに家を借りてお孫ちゃんと過ごし、動物園に連れて行くなど、楽しい時間を過ごしています。お母様にとっても、娘と孫と一緒に過ごせる時間は大切なもののようです。
神谷和奏選手がママゴルファーとして活動できる背景には、家族の支えが大きく影響していることがわかります。
兄弟姉妹もゴルフで活躍
神谷和奏選手は三人兄弟の末っ子ですが、姉と兄もゴルフ界で活躍しています。
姉・羽藤琴和さん(台湾ツアープロライセンス取得)
羽藤琴和(はとう ことわ)さんは台湾で生まれ、帰国後、日本のジュニアゴルフ界で活躍。
| 生年月日 | 1997年5月15日 |
| 身長 | 161cm |
| ゴルフ歴 | 3歳~(父の影響) |
全国中学女子の部で優勝経験のある実力派です。
台湾ツアーのプロライセンスを取得し、現在は海外ツアーで経験を積んでいます。
兄・羽藤勇司さん(プロゴルファー)
羽藤勇司(はとう ゆうじ)さんは、日本でプロゴルファーとして活動。
| 生年月日 | 1999年1月4日 |
| 身長 | 173cm |
| ゴルフ歴 | 5歳~(姉の影響) |
| プロ転向 | 2022年1月1日 |
プロテスト合格を目指し、キャディのアルバイトをしながら練習に励んできた努力家です。
現在も神谷和奏選手と一緒に練習することがあり、互いにアドバイスをし合うなど、兄妹の仲はとても良いようです。
神谷和奏の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
神谷和奏(かみや わかな)選手の出身地は千葉県富里市です。
ゴルフ愛好家のお父様はお子さんたちをスポーツ選手に育てたいという夢をお持ちでした。最初にお姉さんが始め、お兄さんが続き、和奏選手も自然とクラブを握るように。
しかし、当初は「やらされているスポーツ」という感覚が強く、楽しさを見いだせなかったそうです。
機となったのは中学生のとき。中国で開催されたアジア大会に出場し、その大会の雰囲気に感銘を受け、「ゴルフは楽しい」「プロを目指したい」と強く思うようになりました。
出身中学|富里市立富里北中学校
神谷和奏選手は富里市立富里北中学校に通っていました。
中学1年生でアジア大会に初出場し、試合の雰囲気に衝撃を受けたと語っています。お祭りのような雰囲気だったのだとか。この経験をきっかけに「プロゴルファーを目指したい」という夢を抱くようになりました。
中学時代の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2015 | KGA杯ジュニアゴルフ大会 | 🏆優勝🏆 |
| 2016 | 千葉CUP | 🏆優勝🏆 |
| 2016 | 関東ジュニアゴルフ選手権(女子12~14歳の部) | 2位タイ |
出身高校|千葉わせがく高等学校
中学卒業後、神谷和奏選手は「千葉わせがく高等学校(多古本校)」に進学しました。同校は単位制・通信制の制度を採用しており、ゴルフ部があります。
高校時代はゴルフだけでなく、整骨院でのアルバイト(平日)やゴルフ場のキャディ(休日)も経験。学生時代から自立心を持ち、ゴルフ以外の活動にも積極的に取り組んでいました。
高校時代の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2017 | 千葉県ジュニアゴルフ選手権 | 2位 |
| 2019 | 関東ジュニアゴルフ選手権(女子15~17歳の部) | 3位タイ |
高校卒業時には初めてのプロテストを受験しますが、結果は不合格。このとき、「ゴルフをやめたい」と考えるほどの大きな挫折を味わいました。
しかし、その後、データ測定の紹介を通じて夫となる神谷幸宏さんと出会い、高校卒業後結婚することになります。
プロテストの挑戦と合格までの歩み
神谷和奏選手は大学には進学せず、プロテストに挑戦しました。
- 2021年:プロテスト不合格(このとき妊娠中)
- 2022年:プロテスト不合格(第2次予選 A地区49位T)
- 2023年:プロテスト最終試験 19位で合格
2023年度のプロテストで合格を果たし、正式にプロゴルファーとしてのキャリアをスタートさせました。
出典:ゴルフダイジェスト
現在は「世界で戦える選手になりたい」との目標を掲げながら、育児とゴルフを両立しつつ競技に取り組んでいます。特に毎年参加している「全米女子オープン」の予選突破を目指しているそうです。
神谷和奏のwiki風プロフィール
神谷和奏(かみや わかな )選手のプロフィールです。
| 氏名 | 神谷和奏(Kamiya Wakana) |
| 出身地 | 千葉県富里市 |
| 生年月日 | 2001年10月1日 |
| 身長 | 165cm |
| 血液型 | A型 |
| ゴルフ歴 | 3歳~(姉と兄の影響) |
| プロ転向 | 2023年 |
| 目標とする人物 | 父 |
| 資格 | スポーツ栄養スペシャリスト |
「続けていれば夢は叶う」という姿を娘に見せたいと語る神谷和奏選手。
競技生活と子育てを両立しながら、プロゴルファーとして活躍を続けています。
神谷和奏の実家の家族・経歴まとめ
この記事では、神谷和奏(かみや わかな )選手について
- 千葉県富里市出身。シングルゴルファーの父親の影響でゴルフをスタート。
- 4度目のプロテストに合格し、プロ転向。
- 姉・兄もプロゴルファーとして活躍中
という内容をお届けしました。
出典:ゴルフダイジェスト
高校卒業後、19歳で結婚した神谷和奏選手💍夫は1度目のプロテストに落ちた後に出会った神谷幸宏さんです。





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