小祝さくら(こいわい さくら)選手は北海道出身のプロゴルファー。
母親の支えのもと、数々の苦難を乗り越え、プロの道を歩んできました。
また、8歳年下の弟・歩夢さんはプロレスラーを目指しているそうです。
この記事では小祝さくら選手の家族や実家が経営するスナック、コーチなどについて紹介します。
小祝さくらの実家の家族はどんな人?
小祝さくら(こいわい さくら)選手の実家は北海道です。
母親 ひとみさん:ゴルフ経験者
長女 さくら選手:本人
長男 歩夢さん:プロレスラーを目指している
父親は?
小祝さくら選手のご両親は幼い頃に離婚しており、小祝選手は母子家庭で育ちました。
そのため、父親についての詳しい情報は公表されていません。
現在も交流があるかどうかはわかりませんが、小祝選手の活躍を陰ながら応援していることでしょう。
母親の支えと指導
小祝さくら選手の母・ひとみさんは、札幌市内でスナックを経営されています。
もともとは札幌郊外のスナックで「雇われママ」として働きながら、昼間は建築関係の仕事や保険のセールスなど、さまざまな職業を経験。
女手一つで子どもを育てるため、懸命に働いてきたそうです。
また、母・ひとみさんは小祝選手のゴルフ練習にも熱心に関わっていました。
✅ 気が緩んだプレーには厳しく指導
✅ 練習を怠けるときは叱咤激励
ひとみさんの妹・めぐみさんは「姉は気が強い」と証言しています。
母の厳しい指導に対し、小祝選手は幼い頃、何度も「ゴルフをやめたい」と思ったことがあったそうです。
💬 「やめたいと思ったことがありすぎて、数えきれません。」
しかし、その指導があったからこそ、プロとしての道を切り開くことができたのかもしれませんね。
弟・歩夢さんはプロレスラーを目指している?
小祝さくら選手には、8歳年下の弟・歩夢さんがいます。
歩夢さんはプロレスラーを目指し、レスリングの練習をしているそうです。
小さい頃はゴルフを経験したこともあるものの、現在は格闘技の道へ進んでいます。
家族そろってスポーツ好きなようですね。
また、小祝選手と弟・歩夢さんの関係については、「ケンカが絶えない」と本人が語るほど、よくぶつかることもあるそうです。
小祝さくら選手は「口を開くとケンカするので喋らない」といい、祖母の泰子さんも「ふたりはケンカばかり」と証言。
しかし、お互いにスポーツに打ち込む姿を見て、刺激を受け合っているのかもしれませんね。
家族共通の趣味は「プロレス観戦」!
小祝家では、家族全員がプロレス好きなのだとか。
✅ 小祝選手は オカダ・カズチカさん のファン
✅ 母・ひとみさんは 内藤哲也さん のファン
✅ 弟・歩夢さんの「推し」は不明(今後に期待?)
家族でプロレス観戦に行くこともあり、スポーツへの情熱が共通点になっているようです。
小祝さくらの実家のスナックの場所は?
小祝さくら(こいわい さくら)選手の母・ひとみさんが経営するスナックは、札幌市内にあります。
お店の名前は「snack tiara」です。
現在は、小祝さくら選手の叔母(母の妹)がママを務めているそうです。
店内には、小祝選手の写真やポスターが飾られているとのこと。
今後、小祝選手の活躍がさらに広がれば、ファンにとっても特別な場所になるかもしれませんね。
小祝さくらの出身地とゴルフをはじめたきっかけ
小祝さくら(こいわい さくら)選手は、北海道北広島市の出身です。
北広島市は札幌駅まで電車で約16分、新千歳空港まで約20分とアクセスが良い地域。
また、天然温泉があるほか、2023年にはプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「北海道ボールパークFビレッジ」がオープンし、注目を集めています。
そんな北広島市で育った小祝さくら選手ですが、実は幼い頃は運動があまり得意ではなかったそうです。
小学生のときに習っていたダンスは半年でやめてしまったほどだったとか。
しかし、母・ひとみさんの影響で8歳からゴルフを始めます。
ゴルフを始めた理由は「母と一緒にいたかったから」
小祝さくら選手の母・ひとみさんは宮里藍選手の大ファンで、自身もゴルフを楽しんでいました。
そんな母の影響を受けた小祝選手がゴルフを始めた理由は、「お母さんと一緒にいたかったから」。
母子家庭で育ったため、母がゴルフに行く時間が長く、寂しさを感じることもあったようです。
そんな思いからゴルフを始めた小祝選手でしたが、競技を続けるうちにどんどん実力を伸ばし、ジュニア大会では優秀な成績を収めるようになりました。
中学・高校時代には、北海道のゴルフ大会でトップクラスの実力を誇る選手へと成長していきます。
小祝さくらの学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
中学生|ゴルフ場の会員に
中学時代、小祝さくら選手は「札幌リージェントゴルフ倶楽部」の正会員になりました。
これは母・ひとみさんが、娘のためにゴルフ場の会員権を購入したためです。
ゴルフの練習環境を整えるための投資であり、母の強いサポートが感じられますね。
小祝さくら選手も「稼いで一家を支えたい」という意識を持ち始め、この頃からプロを意識するようになったそうです。
ゴルフ場は実家から比較的近く、毎日夕方に通いながら練習を続けました。
出身高校|飛鳥未来高等学校に進学し、アルバイトとゴルフの両立
小祝さくら選手は、「飛鳥未来高等学校・札幌キャンパス」に進学しました。
通信制の高校を選んだことで、ゴルフに集中しやすい環境を整えたのです。
また、家計を助けるために、高校時代からアルバイトも始めました。
勤務先は、会員になった「札幌リージェントゴルフ倶楽部」。
💰 時給850円からスタートし、週4日ほど出勤
📍 朝6時~15時まで働き、業務後に練習
小祝さくら選手は、ゴルフバッグの積み込み、予約受付、スタート時間管理の補助などを担当。
一度も遅刻せず、スタッフやゴルフ場の関係者からも信頼されていたそうです。
また、アルバイト代の一部を家に入れながら、残りはゴルフのために貯金していました。
「環境に言い訳をせず、できることを精一杯やる」
そんな姿勢が、小祝さくら選手の強さにつながっているのかもしれませんね。
冬の間は鹿児島で練習!母と二人三脚で努力
北海道の冬は雪でゴルフ場が閉鎖されるため、オフシーズンの練習環境を確保する必要があります。
そこで、小祝選手と母・ひとみさんは鹿児島へ渡り、仕事をしながらゴルフの練習を続けたそうです。
ゴルフは競技を続けるための費用がかかるスポーツ。
遠征費や用具代も必要な中、小祝選手はネットで中古クラブを購入しながら工夫して練習を重ねました。
「どうすればゴルフを続けられるか?」を考えながら、できることを最大限やり続ける姿勢が印象的ですね。
プロ転向|プロテスト一発合格
小祝さくら選手は、高校卒業後に大学へは進学せず、プロゴルファーの道を選びました。
2017年のプロテストに挑戦し、見事一発合格!
プレッシャーも大きかったと思いますが、それを乗り越えた精神力が素晴らしいですね。
こうして、小祝選手はプロとしてのキャリアをスタートさせました。
小祝さくらのコーチ
辻村明志(つじむら はるゆき)コーチ
小祝さくら(こいわいさくら)選手は、プロ転向前の2016年から辻村明志(つじむら はるゆき)コーチに指導を受けていました。
辻村コーチのもとで、小祝選手はツアー通算6勝を達成しています。
- ツアープロコーチ
- 生年月日 1975年
- 出身地 福岡県
- 江連忠氏にゴルフ指導法を学ぶ
- 野球の名将・王貞治氏を育てた荒川博氏に師事し、その教えをゴルフにも応用
- 「チーム辻村」として、上田桃子選手や吉田優利選手などを指導
小祝選手は、辻村コーチの指導を受けるため、母と共に千葉県船橋市に部屋を借りて生活していました。しかし、2021年に「スイング改造」のため、辻村コーチとの師弟関係に区切りをつけます。
小祝さくら選手は「辻村明志コーチに出会っていなければ、プロテストも受からず、思っていた以上の成績を出すことも無理でした。すごく感謝しています」と述べています。
吉田直樹(よしだ なおき)コーチ
2022年から、小祝さくら(こいわいさくら)選手は吉田直樹(よしだ なおき)コーチと契約し、新たなスイング改造に取り組んでいます。
- 生年月日 / 1978年
- 出身地 / 兵庫県
- 職業 / ツアープロコーチ(兵庫県・芦屋で室内練習場「ラ・キンタ」主宰)
- 幼少期をニューヨークで過ごす
- オーストラリアの大学でゴルフを学ぶ
- 世界各国の著名コーチに師事し、最新のスイング理論を習得
- 谷原秀人プロ、上井邦裕プロ、石川明日香プロらを指導
小祝選手は、吉田コーチの拠点である兵庫県に通いながらトレーニングを重ねています。
吉田直樹コーチは小祝さくら選手について「練習熱心で休むことを知らない」と評価。セッション中も、朝から晩まで積極的に質問するほど、向上心が強いそうです。
今後のさらなる成長が楽しみですね!
小祝さくらの世界ランキングと生涯獲得賞金
小祝さくら(こいわいさくら)選手のランキング推移をまとめてみました。
年度 | 世界ランキング | 賞金ランキング (国内女子) | 賞金 (日本円) |
---|---|---|---|
2024 | 45位 | 2位 | 173,335,075 |
2023 | 65位 | 4位 | 123,233,079 |
2022 | 70位 | 7位 | 108,158,103 |
2021 | 61位 | 3位 | 200,423,583 |
2020 | 79位 | 4位 | 62,886,208 |
2019 | 72位 | 8位 | 82,982,071 |
2018 | 57位 | 8位 | 75,007,442 |
2017 | 117位 | 2,065,600 |
プロ転向後のツアー成績は通算11勝。
さらに、生涯獲得賞金は7億円を突破しています。
あるインタビューで、賞金額について質問された際、小祝さくら選手は「知らなかったです。お金がいくらあるというのはあまり考えませんので」と答えています。
金銭感覚がしっかりしているのは、ジュニア時代に倹約しながらゴルフを続けてきた経験があるからかもしれませんね。
ちなみに、今までで一番高い買い物は「お買い物用の電動自転車」とのこと。
派手な浪費をせず、堅実な性格がうかがえます。
小祝さくらのwiki風プロフィール
小祝さくら(こいわい さくら)選手のプロフィールです。
- 氏名 / 小祝さくら(Sakura Koiwai)
- 所属 / ニトリ
- 出身地 / 北海道・北広島市
- 生年月日 / 1998年4月15日(26歳)
- 身長 / 158cm
- 体重 / 58kg
- 血液型 / A型
- ゴルフ歴 / 8歳~(母親の影響)
- プロ転向 / 2017年7月29日
- 趣味 / 音楽、ライブ、食べること
📌プロフィールは 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) を参考にしています📌
小祝さくら選手は、1998年度生まれの「黄金世代」に属しています。

黄金世代には、勝みなみ選手、畑岡奈紗選手、渋野日向子選手など、国内外で活躍する選手が多数!
彼女たちは、宮里藍プロに憧れてプロを目指した世代と言われています。
小祝さくら選手も宮里藍プロを目標にしており、着実に夢に近づいていますね。
今後のさらなる活躍に期待しましょう!
小祝さくらの実家の家族・経歴まとめ
この記事では 小祝さくら(こいわいさくら)選手 について
- 母子家庭で育ち、母の厳しい指導のもとプロゴルファーに
- 弟さんはプロレスラーを目指し、レスリングを練習中
- 母の影響でゴルフを始め、「母と一緒にいたかった」という思いもあった
- 高校時代は定時制高校に通い、アルバイトをしながら試合に出場。
- 2017年のプロテストに一発合格し、プロの道へ進んだ
- 生涯獲得賞金は7億円を突破。
ということについてお伝えしました。
小祝さくら選手のプライベートの素顔が気になる方はこちらをどうぞ。
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