ジャンボ軍団とは、日本ゴルフ界のレジェンド「ジャンボ尾崎さん(尾崎将司プロ)」を師と仰ぐゴルファーの集まりです。
近年では「原英莉花(はら えりか)選手」や「笹生優花(さそう ゆうか)選手」「西郷真央(さいごう まお)選手」といった実力派プロゴルファーたちが登場し、“令和のジャンボ軍団”としてますます注目を集めています。
この記事では、そんなジャンボ軍団の女子メンバーにスポットを当て、彼女たちの魅力とジャンボさんとの関係についてご紹介します。
ジャンボ尾崎の弟子|笹生優花|全米女子オープン優勝

笹生優花(さそう ゆうか)選手は2019年11月「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生として門下生になりました。
普段はアメリカを拠点にしている笹生選手ですが、日本にいるときは千葉県にある「ジャンボ邸練習場」でトレーニングを行っています。
🏌️♀️ジャンボさんを「ケタ違いだな」驚かせた笹生優花選手。師匠のジャンボさんのエピソードはこちらでお伝えしています👇
笹生選手を支えたご家族や現在までの軌跡についてはこちらでお伝えしています👇
ジャンボ尾崎の弟子|西郷真央|シェブロン選手権優勝

西郷真央(さいごう まお)選手は「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の第1期生として入門しました。
ジャンボ尾崎さんが西郷真央選手につけたあだ名は……その名も「セゴドン」!
当時放送されていたNHK大河ドラマ「西郷どん」からちなんだ、なかなかインパクトあるネーミングです。
ところが、当の本人・西郷選手はこれに特にリアクションなし(笑)。忙しすぎてドラマを見てなかったのか、それとも女子高生的にはちょっと微妙だったのか……謎のままです。
でもこのあだ名、実は思わぬ効果を生んだそう。
関係者の話によると、「セゴドン」と呼ばれることで、アカデミーの先輩や仲間に可愛がられるきっかけになった そうです。
西郷選手は、練習中は 自分の世界に入り込み、黙々と打ち込むタイプ だったと言われています。そんな時、「セゴドン、セゴドン」と呼びかけられることで、自然と場が和んだのでしょう。
🏌️♀️ジャンボさんが“ゴルフ脳が高い”と絶賛した西郷真央選手。
その強さの裏には家族の支えと努力の日々がありました。彼女の成長の軌跡をたどるストーリーやプライベートの素顔はこちらをどうぞ👇
ジャンボ尾崎の弟子|原英莉花|女子選手として初の門下生

かつてジャンボ尾崎さんは「女子は指導しない」と公言していたほど、男子ゴルフ一筋の姿勢を貫いていました。ところが――その“鉄のスタンス”をあっさりと変えさせたのが、のちにジャンボ軍団の「女子第一号」となる原英莉花(はら えりか)選手だったのです。
🏌️♀️ジャンボさんの女子門下生第一号になった原英莉花選手。
実は子供の頃は運動音痴だったと語る原選手。そんな彼女の成長の軌跡をたどるストーリーはこちらをどうぞ👇
キャディ、師匠のジャンボさんについてのエピソードはこちらでお伝えしています👇
他の女子メンバーは?
ジャンボさんの教えを受けた選手は、まだまだいます。
代表的な選手
- 佐久間朱莉(さくま しゅり)選手
- 小林夢果(こばやし ゆめか)選手
- 木戸愛(きど めぐみ)選手
今後の記事で、ほかの弟子たちについても追記していく予定です。
ジャンボさんの指導法「計算式は教えない」
ジャンボ尾崎さんの指導スタイルは、いわゆる「手取り足取り」ではありません。
「答えは出すけど、計算式は教えない」という独特の教え方で、選手自身が考えて努力することを大切にしています。
笹生選手も「ワンポイントずつアドバイスをもらっている」と話しており、長時間マンツーマンで指導を受けるというよりは、要所要所で核心を突くアドバイスを得ているようです。
ジャンボさんは努力する生徒にはとても優しい一方で、練習に身が入っていないと判断すれば、容赦なく厳しい言葉を投げかけることもあります。
中には「やる気がないなら帰れ」と叱られた選手もいたそうですが、それだけ本気で育てようとしている証とも言えるでしょう。
ジャンボ軍団のゴルフアカデミーはどんなところ?
ジャンボ邸の練習場は千葉県千葉市内にあります。
ここは、ただのゴルフ練習場ではありません。
敷地内には、全長285ヤードのドライビングレンジ、パッティンググリーン、練習用バンカー、18ホールのショートコース、さらには食堂や簡易宿泊施設付きのクラブハウスまで完備。まさに、ゴルファーにとって理想とも言える“夢のような環境”が広がっています。
アカデミーの入門条件は?
ジャンボ尾崎さんのゴルフアカデミーに入門するには、厳しい条件が課されます。
ハンディキャップ5以下という実力はもちろん、「プロを本気で目指していること」、さらにジャンボ軍団らしく「礼儀や挨拶がきちんとできること」が求められるのです。
ジャンボ尾崎さんは語ります。
「今は男女ともにパワーの時代。男子なら300ヤード、女子でもラン込みで250ヤードは欲しい。そんな子はほんの2~3人しかいないよ」
それほど高いハードルを越えてきた精鋭たちが、ジャンボ軍団の一員として日々腕を磨いています。
ちなみにジャンボさん自身も、ほとんどの時間をこの練習場で過ごしているそう。早朝にはカートで敷地内を回り、芝の状態をチェック。なんと、自ら毎日のように芝の整備まで行っているのだとか。
“世界で戦えるゴルファー”を育てるために、指導者としての情熱も一切手を抜かない。
この環境で育った選手たちが、次々とプロの舞台で輝いているのも納得ですね。
ジャンボ尾崎の弟子一覧まとめ
この記事ではジャンボ軍団の女性プロゴルファーについてお伝えしました。
- 笹生優花(さそう ゆうか)選手:ジャンボ軍団の中でも世界で活躍するトップ選手。
- 西郷真央(さいごう まお)選手:「セゴドン」の愛称で親しまれる努力家。
- 原英莉花(はら えりか)選手:女子初の弟子としてジャンボ軍団入り。
- ジャンボさんの指導法:選手自身に考えさせる“気づきの指導”。試行錯誤の中から自分のゴルフを築くスタイルが特徴。
- 練習環境について:285ヤードのドライビングレンジや18ホールのショートコースを完備した、まさにプロ仕様の“ジャンボ軍団専用練習場”。ジャンボさん自身が芝の状態までこだわって整備している。
レジェンドの元で磨かれた才能が、これからどんな物語を描いていくのでしょうか。未来の女子ゴルフを、ぜひ応援していきましょう。
弟子たちとの熱い絆がある一方で、ジャンボさんのご家族についても気になりますね。別記事でご紹介していますのでこちらもどうぞ👇
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