杉本エリック選手は、アメリカ・カリフォルニア州で育った日本国籍のプロゴルファーです。
幼少期からゴルフに打ち込み、名門・南カリフォルニア大学を卒業後にプロへ転向。
そんな杉本エリック選手の家族構成やゴルフとの関わり、プロになるまでの経歴についてご紹介します。
杉本エリックの実家の家族はどんな人?
杉本エリック選手の出身地は千葉県ですが、ご実家はなんとアメリカ・カリフォルニア州。国際色豊かな環境で育った彼のバックボーンには“ゴルフ一家”の存在があります。
- 父親 ゴルフ経験者
- 母親 ゴルフ経験者
- 長男 エリック選手:本人
- 次男 プロゴルファー
- 長女 妹さん
家族は5人。ご両親ともにゴルフ経験者であり、弟さんもプロゴルファーとして活躍中で、兄弟そろってプロの道へ進みました。
父親はどんな人?
杉本エリック選手のお父様は「杉本真雄(すぎもと まさお)さん」です。
真雄さんは日本人で、お仕事の関係でアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴに移住。そのため、杉本エリック選手も1歳のときにアメリカへ渡りました。
職業は公表されていませんが、長男のエリック選手と次男のスティーブ選手の二人をプロゴルファーに育てたことを考えると、経営者の可能性もあるかもしれません。
また、真雄さんは専修大学のゴルフ部出身。
4年生のときには、のちにプロゴルファーとなり2012年に賞金王を獲得した「藤田寛之(ふじた ひろゆき)さん」が1年生として在籍していました。
日本の大会では、お父様が杉本エリック選手のキャディーを務めたこともあり、父子のタッグが見られたこともあります。
母親はどんな人?
杉本エリック選手の母親は「杉本里江(すぎもとりえ)さん」。
里江さんも日本人で、専修大学のゴルフ部に所属していました。
夫・真雄さんとはゴルフを通じて出会ったということで、ご夫婦そろってかなりのゴルフ上級者であることがうかがえます。
「エリック」という名前からハーフだと思われることもありますが、杉本エリック選手は純日本人です。
兄弟姉妹は?弟もプロゴルファー!
杉本エリック選手には、弟さんと妹さんがいます。
弟:杉本スティーブ(Steve Sugimoto)さん
スティーブさんはエリック選手の6歳年下で、同じくプロゴルファーとして活躍中。現在は日本ツアーに参戦しており、将来的に兄弟対決が見られる可能性もあります。
妹さん
妹さんについては詳しい情報は公表されていません。
杉本エリックの本名は?名前の由来
杉本エリック選手の本名は、杉本エリック拓也(すぎもと・えりっく・たくや)さん。
もともとは「杉本拓也」として生まれましたが、幼少期からアメリカで「エリック」という名前を使っていました。
実はこの「エリック」、お父さんが「隣の家に住んでいたエリック君がとてもいい子だったから」という理由で選んだそうです。
そして、大学入学前に正式に「エリック」をファーストネームにし、「拓也」をミドルネームに変更しました。
杉本エリックは英語がネイティブ|日本語は通訳を入れることも
杉本エリック選手は、英語がネイティブレベルです。
1歳のときに家族でアメリカへ移住しているため、普段のコミュニケーションは英語が中心。英語は流暢ですが、日本語はあまり得意ではないそうです。
そのため、日本の大会や取材では、通訳を介して受け答えをすることもあるとのこと。日本ツアーにも参戦していますが、言語の壁を感じることもあるのかもしれませんね。
杉本エリックの幼少期|ゴルフとの出会いと憧れの選手
杉本エリック選手は5歳からゴルフを始めました。幼い頃から世界的ゴルファータイガー・ウッズに憧れていたそうです。
地元サンディエゴでは、幼少期からプロの指導を受け、着実に実力を磨いてきました。
また、東京オリンピック・金メダリストのザンダー・シャウフェレとは9歳からの幼なじみ。ゴルフを通じて知り合い、一緒に練習することもあったのかもしれません。
ザンダー・シャウフェレは日本にルーツがあり、親日家としても知られています。そんな彼とは、自然と気が合ったのかもしれませんね。
杉本エリックの出身大学|南カリフォルニア大学(USC)
杉本エリック選手はアメリカの名門・南カリフォルニア大学(USC)に進学しました。
専攻は経済学部。学業とゴルフを両立させていました。
南カリフォルニア大学(University of Southern California)とは?
- ✅ ロサンゼルス中心部にある全米屈指の難関私立大学
- ✅ 経営者・宇宙飛行士・オリンピックメダリストなど著名な卒業生を輩出
- ✅ スポーツの強豪校としても知られ、多くのトップアスリートが在籍
大学時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2012年 | 全米パブリックリンクス | ベスト4 |
2013年 | ビッグウエストカンファレンス | 🏆優勝🏆 |
2013年 | 全米パブリックアマ | ベスト4 |
2015年 | NCAA(全米大学体育協会)選手権団体 | 🥈準優勝🥈 |
杉本エリックは何回優勝している?
杉本エリック選手のプロ転向後の主な成績をまとめました。
プロ転向後、日本のACNツアー(下部ツアー)で1勝しています。
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2021 | ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップbyサトウ食品 | 2位 |
2019 | 大山どりカップ(下部ツアー) \プロ初優勝/ | 🏆優勝🏆 |
2017 | PGA Tour Latino America BMW Jamaica Open(ジャマイカ) | 26位 |
2016 | PGA Tour Latino America MalinalcoDevelopment Series(メキシコ) | 2位 |
杉本エリック選手は2016年にプロへ転向後、アメリカの「PGAラテンアメリカツアー」を主戦場に活躍をスタート。アメリカ育ちという背景を活かしながら、国際的な舞台で経験を積んできました。
転機が訪れたのは2018年。日本ツアーの予選会(QT=クオリファイングトーナメント)に挑戦し、それを機に活動拠点を日本へと移します。そして翌2019年、AbemaTVツアーの一戦「大山どりカップ」でプロ初優勝を飾り、実力を証明しました。
下部ツアーでの勝利は彼の自信につながり、以降も国内ツアーで着実に実績を重ねています。2020年代に入ってからはトップ選手たちとの戦いにも食い込み、注目度は年々上昇中。
まだツアー優勝は1勝(下部ツアー)ですが、そのポテンシャルは折り紙付き。国際経験を持ち、日米両方のゴルフ文化を知る杉本エリック選手は、これからさらなる飛躍が期待される存在です。
杉本エリック選手のプロフィールです。
氏名 | 杉本エリック(Eric Sugimoto)本名:拓也 |
出身地 | 千葉県習志野市 |
生年月日 | 1993年11月1日 |
身長/体重 | 170cm / 63kg |
血液型 | A型 |
ゴルフ歴 | 7歳~(父の影響) |
プロ転向 | 2016年2月25日 |
杉本エリックの実家の家族・経歴まとめ
この記事では杉本エリック選手について
- 1歳で家族とともにアメリカ・カリフォルニア州へ移住
- 両親は日本人で、杉本エリック選手はハーフではない(国籍は日本)
- 英語はネイティブレベルで、日本語は通訳を介することもある
- 南カリフォルニア大学の経済学部を卒業し、ゴルフと学業を両立
- 2016年にプロ転向し、ラテンアメリカツアーを経て日本ツアーへ
- 2019年ABEMAツアー「大山どりカップ」でプロ初優勝!
という内容をお届けしました。
杉本エリック選手は2024年にご結婚されました💍
杉本エリック選手の憧れ「タイガー・ウッズ」。その強さの秘密は“心の使い方”にあった!?プロも学ぶマインドセット、気になる方はこちらからどうぞ👇
コメント