鶴岡 果恋(つるおか かれん)選手は実力とルックスの両方で注目を集めている女子プロゴルファーです。
インスタグラムのフォロワー数は7万人越えという、ファンの多い選手でもあります。
そんな鶴岡選手をプロゴルファーへと導いた家族とはどのような存在だったのでしょうか?この記事では、鶴岡選手のご家族、プロになるまでの経歴をご紹介します。
鶴岡果恋の実家の家族はどんな人?
鶴岡果恋(つるおか かれん)選手の実家は神奈川県で、ご家族は5人です。
- 父親 ゴルフ経験者
- 母親
- 長男 ゴルフ経験者(4歳年上)
- 次男 ゴルフ経験者(2歳年上)
- 長女 果恋選手:本人
父親や兄弟もゴルフ経験者という環境で育ちました。
父親はゴルフ経験者
出典:The Answer
鶴岡果恋選手のお父様の趣味はゴルフ。
その影響で3人のお子さん全員がゴルフを経験しました。
具体的な職業は公表されていませんが、幼少期からお子さん達にゴルフを習わせていたことから、経済的に安定した家庭だったことがうかがえます。
また、鶴岡選手がプロを目指す際には「プロテストは4回まで受けろ」と励ましていたといいます。試合にも帯同するなど、ゴルフに対してとても熱心なお父様だったことが伺えます。
兄弟姉妹はどんな人?
鶴岡果恋選手には、4歳年上と2歳年上の二人の兄がいます。
詳細は公表されていませんが、二人とも身長180cm以上と高身長であることが、過去のインタビューで明かされています。
お兄さんたちも幼少期にゴルフを習っていましたが、中学進学を機にゴルフをやめてしまったとのこと。理由は明らかになっていませんが、それぞれ違う道を選んだのかもしれませんね。
結果として、鶴岡果恋選手だけがプロゴルファーとしての道を歩むことになりました。
鶴岡果恋の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
鶴岡果恋(つるおかかれん)選手は神奈川県横浜市で育ちました。
幼少期には、ピアノ、水泳、そろばんなど多くの習い事をしており、その中でも特に夢中になったのが卓球だったそうです。(なんと、おばあさまの家には卓球台があったとのこと)
幼い頃からさまざまなスポーツに親しんできた鶴岡選手はどのようにしてプロゴルファーを目指したのでしょうか。
出身小学校|横浜市立上郷小学校|ゴルフを始めたきっかけは二人の兄
鶴岡果恋選手は「横浜市立上郷(かみごう)小学校」で学びました。
彼女がゴルフを始めたのは10歳のとき。2人のお兄さんがゴルフスクールに通っていた事がきっかけでした。
「私もやってみたい」と思い、小学5年生から本格的にゴルフを始めます。
鶴岡選手がお兄さんたちと一緒に練習していたのは、神奈川県横浜市にある「第百ゴルフクラブ」。ジュニア競技にも出場し、着実に経験を積んでいきました。
しかし、お兄さんは二人とも中学進学のタイミングでゴルフをやめることを決断。
鶴岡選手自身も「バレーボール部に入りたい」と思っていたのですが、お父様に「絶対にダメ」と反対されます。そんな父親に当初は抵抗をしていた鶴岡選手。
しかし、小学6年生で「ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ」で優勝したことが転機となり、「プロゴルファーになりたい」と思うようになります。
🏌️♀️小学生時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2011 | ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ | 🏆優勝🏆 |
| 2011 | 関東小学生ゴルフ大会 | 🥉3位🥉 |
出身中学|横浜市立上郷中学校|ゴルフ部のない環境で努力を続ける
左から「菅沼菜々選手(14歳)」「西郷真央選手(12歳)」「鶴岡果恋選手(15歳)」
出典:ゴルフダイジェスト
鶴岡果恋選手は小学校を卒業後、「横浜市立上郷(かみごう)中学校」に進学しました。
ゴルフ部はなかったため、放課後ゴルフ練習場に通いながら練習を続けていました。
彼女が通っていたのは「杉田ゴルフ場」(神奈川県横浜市)。
ここで、
- 毎日3時間の打ちっぱなし練習
- その後のパター練習
というハードな練習をこなしていたそうです。
中学生といえば友達と遊びたい年頃ですが、「プロになりたい」という強い気持ちが彼女を支えていたのでしょう。
🏌️♀️中学時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2013 | 神奈川県アマチュアゴルフ選手権 | 🥈2位🥈 |
| 2014 | 関東ジュニアゴルフ選手権 | 🥉3位🥉 |
出身高校|湘南学院高等学校・ゴルフ部|先輩は原英莉花
中学卒業後、鶴岡果恋選手はゴルフ部がある「湘南学院(しょうなんがくいん)高等学校」に進学しました。
幼稚園から高校までの一貫教育を実施する総合学園で「なでしこジャパン(女子サッカー)選手」など、多くのアスリートを輩出しています。
湘南学院高校は横須賀市にあるため、鶴岡選手は片道2時間かけて通学。遠距離通学をしながら、学業とゴルフの両立に励んでいたのですね。
鶴岡選手がこの高校を選んだ理由は、同じ横浜市出身のジュニアゴルファー「原英莉花(はら えりか)選手」が在籍していたからです。
出典:デイリースポーツ
原英莉花選手は1学年上の先輩で、鶴岡選手は「ずっと背中を追い続けた憧れの人」と語っています。
高校時代は「原英莉花先輩がいたから頑張れた」と話しており、ゴルフの技術だけでなく、精神的な支えとしても大きな存在だったようです。
🏌️♀️高校時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2015 | 神奈川県アマチュアゴルフ選手権(15~18歳の部) | 🏆優勝🏆 |
| 2017 | 神奈川県アマチュアゴルフ選手権(15~18歳の部) | 🏆優勝🏆 |
プロテスト一発合格|18歳でプロ転向
鶴岡果恋選手は大学へは進学せず、プロテストに挑戦します。
プロゴルファーと大学進学の夢で迷っていましたが、お父様はそんな娘に対して「高校を卒業したらプロテストを受けるように」と助言。
さらに「大学に進学したつもりで、プロテストは4回まで受けろ」と伝えたそうです。
「4回も受けたくない…」と思った鶴岡選手は猛練習を開始。
その努力の結果、2022年のプロテストに見事一発合格を果たしました。
合格者21人の中で「14位タイ」という堂々の成績でした。
彼女にとって、この合格は特別なものでした。というのも、これまで支えてくれた家族、特にゴルフを応援し続けてくれた父・強さんの期待に応える形になったからです。プレッシャーを感じることもあったかもしれませんが、それを力に変えて努力し続けた結果ですね。
祖母の恵子さんも、「生きた心地がしないほど心配した」と語っており、家族全員がこの合格に安堵したようです。
鶴岡果恋選手は、このときのことを 「唯一の親孝行」と振り返っています。
同期のプロゴルファーたち
2018年のプロテスト合格者は21名。
その中でも 特に仲が良い選手 をご紹介します。
- 稲見萌寧(いなみ もね)選手
- ジュニア時代からのライバルであり、お互いを高め合う存在。
- 「いつかは勝ちたい」 と語るほど、鶴岡選手にとって大きな目標の一人です。
- 同じホテルに泊まると、ごはんやお風呂まで一緒に行くほど仲良し!
- 菅沼菜々(すがぬま なな)選手
- プライベートでも遊びに行くほどの友人。
- インスタグラムにツーショットを投稿し合う ほどの仲良しコンビです。
- 試合中もお互いを励まし合い、良い影響を与え合っています。
ゴルフは個人競技ですが、こうした 仲間の存在がモチベーションにもなる のでしょうね。
鶴岡果恋のコーチは重田栄作
出典:ゴルフサプリ
鶴岡果恋(つるおか かれん)選手のコーチは「重田栄作(しげたえいさく)プロ」です。
高校2年生から師事し、試合ではキャディとして帯同することもあります。
- 生年月日 / 1968年6月18日
- 出身地 / 神奈川県
- 身長,体重 / 168cm,66㎏
- ゴルフ歴 / 12歳~
- プロ転向 / 2002年12月10日
重田コーチはスイング理論を学ぶためにアメリカの「サンディエゴゴルフアカデミー」で研修を受けた経験があります。その後、プロキャディとして活動し、 35歳でプロテストに合格。現在は指導者として活躍中です。
鶴岡果恋選手は、重田栄作コーチの指導のもと「野球のバッティングを取り入れたトレーニング」を行っています。
バットを振ることで、ゴルフスイングに必要な体幹の強化やヘッドスピード向上が期待できるのだとか。実際に、このトレーニングを続けたことで ヘッドスピードが秒速41.8m → 43mにアップ。
また、重田栄作コーチは 「スティーブ・ジョブズの格言やスピーチ」を彼女に伝え、メンタル面でもサポート しています。
「技術面だけでなく、精神的な成長も支えてくれるコーチ」なのですね。
鶴岡果恋選手も、 「誰よりも私のスイングを理解し、気持ちを高めてくれる人」 と語っています。最高のコーチとともに、今後どんな成長を見せてくれるのか楽しみですね。
鶴岡果恋は何回優勝している?
鶴岡果恋(つるおかかれん)選手は2018年にプロ転向して以来、着実に経験を積みながら成績を伸ばしてきましたが、まだ優勝歴はありません。
しかし、2024年、2025年にはレギュラーツアーの優勝争いに名を連ねる活躍を見せ、ファンや関係者からは「初優勝も間近ではないか」と期待が高まっています。
今後のさらなる飛躍が楽しみな選手です。
プロ転向後の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 北海道meijiカップ | 🥈2位🥈 | ¥7,110,000 |
| 2025 | 大東建託・いい部屋ネットレディス | 🥈2位🥈 | ¥10,560,000 |
| 2024 | ニトリレディス | 🥈2位🥈 | ¥7,900,000 |
| 2024 | KKT杯バンテリンレディス | 🥈2位🥈 | ¥7,266,666 |
鶴岡果恋のwiki風プロフィール
鶴岡果恋(つるおか かれん)選手のプロフィールです。
| 氏名 | 鶴岡 果恋(Karen Tsuruoka) |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 生年月日 | 1999年8月20日 |
| 身長 | 166cm |
| 血液型 | B型 |
| ゴルフ歴 | 10歳~(兄の影響) |
| プロ転向 | 2018年7月28日 |
| 趣味 | スポーツ観戦、ショッピング |
| 性格 | ポーカーフェイスで負けず嫌い |
好きな言葉
彼女が大切にしている座右の銘は、 「為せば成る 為さねば成らぬ何事も」(上杉鷹山)。
「まず行動することの大切さ」を表したこの言葉は、 常に努力を続けてきた彼女の姿勢 にぴったりですね。
ファッションのこだわり
彼女は ファッションにもこだわりがある ことで知られています。最新のヘアスタイルをチェックし、気になったらすぐに試してみるのだとか。
ゴルフの試合では 「スカートスタイル」で気合いを入れる 一方、プライベートでは パンツスタイルが多い そうです。こうした こだわりのあるスタイル も、ファンから注目されるポイントの一つですね。
鶴岡果恋の実家の家族・経歴まとめ
この記事では 鶴岡果恋(つるおか かれん)選手 について
- 父・強さんのサポートのもとプロゴルファーへ
- 兄二人を持つ末っ子
- プロテストに一発合格
- 信頼するコーチ・重田栄作氏の指導のもと成長中
という内容をお届けしました。今後の活躍にも期待が高まりますね。
鶴岡果恋(つるおか かれん)選手のプライベートの素顔についてはこちらの記事でお伝えしています👇









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