タレントとして活躍する武井壮(たけい そう)さん。スポーツの知識や経験を活かし、コーチやトレーナーとしても活動しています。
社交的で出会いの機会も多そうな武井さんですが、現在は独身。結婚歴や離婚歴、そして意外な幼少期の経験からみえる人生観について調べてみました。
武井壮の結婚歴と離婚歴
武井壮さんには、過去に一度の結婚歴があります。
2017年、週刊誌「週刊文春」によって過去の結婚と離婚が報じられました。
元妻はどんな人?
当時の結婚相手とされるのは新体操選手として活躍し、1992年のバルセロナオリンピックに出場した「山田海峰(やまだ みほ)さん」。
お二人は2004年に「マッスルミュージカル」で共演し、交際を経て結婚したと言われています。
しかし、結婚生活はわずか1年足らずで終止符を打つことに。離婚の理由は「すれ違い」だったそうです。
武井さん自身はこの報道について、「別に隠していない、彼女にも別の人生があるから言わないだけ」と語っています。
確かに、プライベートなことをあえて公にする必要はないのかもしれませんね。
武井壮が再婚しない理由とは?変化しつつある心境にも注目
現在50代を迎え、年収も高く、明るく社交的な印象が強い武井壮さんですが、いまも独身を貫いています。
その背景には、どんな理由があるのでしょうか?
夢が叶うまでは結婚しない
2020年に公開されたユーチューバー「ラファエルさん」との対談で、武井さんは「夢が叶うまでは結婚しないと決めている」と明かしています。
また、2024年には自身のSNSでこんな本音をつぶやいていました。
独身でいたい、とかじゃなく 家族を持つのが怖いのかもな
失うくらいなら、もとからいない方がいい
出典:武井壮さんのX
「失うくらいなら、最初からいない方がいい」と考えているのだとか。
ポジティブでエネルギッシュなイメージの武井さんですが、こうした発言は少し意外ですね。
また、武井さんは周りの人のことを気にしやすい繊細な一面もあるそうです。
実際に、SNSを見て傷つくこともあると語っており、嫌なことがあると以下のような方法でストレスを発散しているとか。
- 愛車で晴海埠頭へドライブし、海を眺める
- 登山をしてリフレッシュ
- 美味しいご飯や温泉で癒される
- インスタライブでファンと交流し、「ひとりじゃない」と実感する
一見タフな印象の武井さんですが、実は繊細でナイーブな一面も持っているのですね。
こうした背景も、結婚に慎重な理由の一つなのかもしれません。
結婚・再婚への思いにも変化が?
そんな武井さんですが、2025年に公開されたお笑い芸人「陣内智則(じんない とものり)さん」とのYouTube対談では、少し違った一面を見せていました。
「結婚するのってイヤ?」という質問に対し、
「嫌じゃないですよ、そろそろ結婚しようかなと思い初めてます」と前向きなコメント。さらに、
「子供も欲しいですね」
と語るなど、かつての考え方に変化が生まれている様子もうかがえました。
これまでの経験や年齢を重ねる中で、武井壮さんの結婚観にも少しずつ変化が生まれているのかもしれません。これからの武井さんのプライベートにも注目が集まりそうです。
武井壮の実家の家族はどんな人?
武井壮さんには意外にも波乱万丈な幼少期のエピソードがあります。
ここでは、そんな彼の実家のご家族についてご紹介します。
- 父親
- 母親
- 長男
- 次男 武井壮さん(本人)
父親との関係
武井さんのお父様は美容室を複数経営されており、幼いころは外車で迎えにきてくれるような、裕福な暮らしをしていたそうです。友人から「武井くんのお父さん、かっこいいね」と言われ、自慢の存在だったといいます。
しかし小学校低学年のころ、お父様が知人の借金の保証人になったことがきっかけで状況は一変。ご両親は離婚し、親権は父親側へ。武井さん兄弟は、お母様と離れて父親との生活を始めることになります。
その後、お父様が新たな家庭を持ったことにより、兄弟2人だけの暮らしがスタート。お父様は時折生活費を持って訪ねてくれるものの、生活は決して楽ではなかったそうです。
武井さんは小学生ながら自炊をこなし、アルバイトのようなことをして兄とともに暮らしていたといいます。近所のゴミ捨ての代行を百軒以上請け負うなどして生活費を稼いでいたそうですから、驚きです。
小さな体で「今、自分にできること」を一生懸命にやり抜く姿勢は、まさに武井さんの原点。この頃からすでに、自分の力で道を切り開いていく強さが芽生えていたのかもしれませんね。
お父様が2022年に他界されるまで生活を共にすることはなかったそうですが、縁が切れることはなく、晩年には10年以上にわたり専属運転手として雇い、父親の生活を支えていたそうです。
しかも、幼少期のことを「両親にはまったく恨みはない。むしろ感謝している」と語っているのがとても印象的です。
武井壮さんはどんな環境にあっても人のせいにせず、自分の力で人生を切り拓いてこられたわけですが、武井さんの前向きな姿勢や物事の受け止め方に、励まされる方も多いのではないでしょうか。
兄の存在
武井壮さんには、2歳年上のお兄さん「情(じょう)さん」がいらっしゃいました。
お兄さんは中学卒業後、学費の問題から高校には進学せず、俳優を目指して家を出ます。
当時、タレントの「坂上忍(さかがみ しのぶ)さん」の付き人をしながら、厳しい芸能の世界で修行を重ねていたそうです。
ようやくテレビドラマにも出演できるようになってきた矢先、情さんは24歳という若さでがんを患い、帰らぬ人となりました。
兄の早すぎる死は、武井壮さんの生き方に大きな影響を与えます。
「こんなにも人生はあっけなく終わってしまうのか」と痛感した武井さんは「後悔しない生き方」を考えるようになったといいます。
毎日自分史上最高を目指す。今日できることは全部やっておく。人に会うこと、話すこと、考えること、勉強すること、思いついたことはすぐ実行する。
武井さんは現在も毎日1時間、知らなかったことや気になったことを調べて学ぶ「勉強の時間」を必ず確保しているそうです。
武井壮さんのひたむきな努力の根底には、かけがえのない兄との思い出が息づいているのですね。
武井壮は小学生で夢をノートに書き出していた
小学生でお兄さんと二人暮らしになり、突然、大人のような決断を迫られた武井さんは、一冊のノートを手に取ります。そこに、自分の夢や将来の目標を書き出していったそうです。
「スポーツで生活していきたいから、勉強する」
「夢を叶えるために、こう生きる」
そんな“ルール”を一つひとつ書き綴っていったのだとか。
今でこそ「夢ノート」や「自己啓発」が一般的になりましたが、当時それを実践していた人、しかも小学生はほとんどいなかったのではないでしょうか。
実際に、武井壮さんはその後、スポーツ界、芸能界など多方面で活躍。夢を一つずつ実現させてきました。
そんな彼が掲げる大きな目標のひとつが「世界中の人が武井壮を知っていること」。
世界を舞台に活躍することなのだそうです。
これまで何度も、自ら立てたハードルを越えてきた武井壮さん。この夢も、きっと現実にしてくれることでしょう。
武井壮の結婚観・人生観まとめ
この記事では武井壮さんについて、以下の内容をお届けしました。
- 2004年に結婚歴があり、わずか1年で離婚している。
- 「夢が叶うまでは結婚しない」と公言していたが、近年は結婚に前向きな気持ちも芽生えている様子。
- 実家は両親と兄を含む4人家族。幼少期は裕福だったものの、父の借金保証を機に生活が激変。両親の離婚後は、小学生にして兄と二人きりでの生活を経験。
- 俳優を志していた兄の早すぎる死に直面し、「後悔のない人生を生きたい」と強く思うように。以来、「やりたいことは全部やる」という信念を貫き、今もなお自分自身を高めることを人生の中心に置いている。
困難な経験や喪失を経てもなお、前を向き続ける武井壮さんの姿に、励まされる方も多いのではないでしょうか。「人生をどう生きるか」に向き合う彼の言葉や行動からは、年齢や状況を問わず多くの気づきを得られますね。今後の活躍もますます楽しみです。
武井壮さんのゴルフやスポーツの経歴についてこちらの記事でご紹介しています。
コメント