リディア・コーは韓国系ニュージーランド人のプロゴルファーです。
近年では、パリオリンピック女子ゴルフで金メダルを獲得したほか、オリンピックの「メダルスラム(金・銀・銅の全種類を獲得)」を達成した選手としても知られています。
そんなリディア・コーの夫は、韓国の財閥系企業に関係のある家系の出身で、裕福な家庭環境で育ちました。具体的な経歴やご家族のことについて詳しく紹介していきます。
リディア・コーの夫はどんな人?実業家の「チョン・ジュン氏」
リディア・コーの夫は チョン・ジュン(Jun Chung) さんという実業家です。
韓国のヒュンダイグループの家系 に生まれ、父親は「ヒュンダイ・カード(クレジットカード会社)」の副会長、母親は「現代コマーシャル」の社長を務めています。
母方の祖父は「ヒュンダイ自動車グループ名誉会長」、父方の祖父は「ヒュンダイ元会長」と、家族全体がビジネス界で活躍する一族です。
さらに、フォーブスの報道によると 「チョン家は2017年にアジアで最も裕福な家族に選ばれた」 とされています。
- 米カリフォルニア州のクレアモント・マッケナ大学で哲学とデータサイエンスを専攻
- サンフランシスコのヒュンダイ自動車グループの子会社事務所に勤務していると伝えられている。
そんなチョン・ジュンさんは 家族構成の詳細は公表されていませんが、「末っ子」と言われています。
リディア・コー選手は、パートナーについて 「私の人生で特別な人。どんな成績でも変わらずに愛してくれる」と語っています。
リディア・コーと旦那様のなれそめは?
ふたりは 「共通の友人」を通じて知り合い、交際をスタート しました。
リディア・コー選手自身も プロゴルファーとして高い収入を得ているため、ビジネス界やスポーツ界に幅広い人脈があったのかもしれませんね。
そして、意外にも プロポーズはリディア・コー選手から でした。
ある日、彼女は ゴルフボールに「Will you marry me?(結婚してくれる?)」と書いて彼に渡した そうです。
彼の答えはもちろん「Yes!」
その後、チョン・ジュンさんも婚約写真の撮影時にプロポーズをしたそうで、リディア・コー選手は 「予想していなかったので驚きました!」 と話しています。
ちなみに、韓国では 「プロポーズの前に結婚式の日程を決めることが多い」 のだとか。
婚約が決まった後に改めてプロポーズする文化があり、プロポーズは結婚前のロマンチックなイベントとして楽しまれることが多い そうです。
リディア・コーの結婚式は韓国の明洞聖堂で
ふたりの結婚式は 2022年12月30日、韓国の「明洞(ミョンドン)聖堂」で行われました。
この明洞聖堂は 韓国を代表するカトリック教会 で、人気ドラマの撮影地としても有名です。
たとえば、以下のドラマのロケ地になっています。
- 「冬のソナタ」ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ主演
- 「美しき日々」イ・ビョンホン、チェ・ジウ主演
- 「美男(イケメン)ですね」チャン・グンソク主演
- 「涙の女王」キム・スヒョン、キム・ジウォン主演
- 「39歳」ソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョン主演
結婚式には プロゴルファー仲間も多数参列 し、華やかな雰囲気だったようです。
明洞聖堂は 結婚式を挙げるためには抽選が必要 と言われていますが、チョン・ジュンさんとリディア・コー選手も応募したのでしょうか?
リディア・コー、ハネムーン先でまさかのホールインワン!
結婚式の後、ふたりは ニュージーランドでハネムーン を楽しみました。
そして、驚くべきことに ハネムーン先のゴルフでリディア・コー選手が「ホールインワン」を達成 したのです!
新婚旅行での幸運な出来事に、ふたりも大喜びだったことでしょう。
また、リディア・コー選手は ゴルフでスランプに陥った際、夫の言葉に救われた ことを明かしています。
「なぜそんなに自分に期待するの?」
この一言により、彼女は「自分の成績にとらわれすぎる必要はない」と気づき、前向きな気持ちを取り戻せたそうです。
試合で思うような結果が出ないと、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、リディア・コー選手のように 「今できるベストを尽くす」ことを大切にする姿勢 は、多くの人にとって励みになりますね!
リディア・コーはどこで生まれた?
リディア・コーは韓国・ソウルで生まれました。
韓国名は「コ・ボギョン」さんといいます。
2003年、6歳のときに家族とともにニュージーランドへ移住。その後、12歳でニュージーランドの市民権を取得しました。現在はアメリカを拠点にしており、国際的な生活を送っています。
リディア・コーは韓国で生まれたことに誇りを持っており、親戚も多く住んでいるため、韓国とのつながりを大切にしているそうです。
リディア・コーの父親はどんな人?
リディア・コーの父親は「コ・ギルホン(Ko Gil-hong)」さんです。
海兵隊の将校を務めた経験があり、その後、証券会社の支店長として働いていました。
娘のゴルフの才能を感じたコ・ギルホンさんは、より良い環境を求めてニュージーランドへの移住を決意。ゴルフ場の近くに住みながら、リディア・コーの成長を支えました。
当初は家計の負担が大きかったそうですが、リディア・コーがニュージーランド代表に選ばれるようになり、ニュージーランドゴルフ協会からの支援を受けられるようになりました。
現在、コ・ギルホンさんはオークランドで薬局を経営しています。
リディア・コーの母親はプロゴルファー?
リディア・コーの母親は「ヒョン・ボンスク(Hyeon Bong-sook)」さんです。
英語教師の経験があり、ゴルフもプレーしていました。
娘にゴルフを勧めたのはヒョン・ボンスクさんで、リディア・コーのキャディを務めたこともあります。
一方で、元コーチのデビッド・レッドベターさんが「リディア・コーは親のアドバイスに頼りすぎている」と指摘したこともあります。幼少期から家族全員でゴルフに取り組んできたため、その関係性が続いているのかもしれません。
リディア・コー自身は「決定を下す際に両親の意見を聞いている」と話しており、家族との信頼関係を大切にしているようです。
リディア・コーに兄弟姉妹はいる?
リディア・コーは二人姉妹の次女です。
姉の名前は「スラ・コー(Sura Ko)さん」で、現在は結婚しています。
スラ・コーさんはリディア・コーの「マネージャー」としても活動しており、ツアーにも同行。仕事面でもプライベートでも頼れる存在のようです。
リディア・コーの学歴とゴルフキャリア
リディア・コーの学歴とプロゴルファーとしての歩みをまとめてみました。
小学校|マイランギベイスクール(Mairangi Bay School)
リディア・コーは、6歳でニュージーランドに移住した後、「マイランギベイスクール」に入学しました。
この学校はオークランド郊外にあり、多様なバックグラウンドを持つ生徒を受け入れていることで知られています。国際的な生徒のためのクラスもあり、移民家庭へのサポートも充実しているため、リディア・コーのご家族がこの学校を選んだのかもしれません。
リディア・コーは7歳で「大人のナショナル大会」に出場し、そのプレーが話題になりました。幼少期から卓越した才能を発揮し、「将来有望なゴルファー」として注目されるようになります。
中学・高校|パインハーストスクール(Pinehurst School)
リディア・コーは小学校卒業後、「パインハーストスクール」に進学しました。
オークランドにある私立校で、ゴルフ部があることでも知られています。ニュージーランド居住者向けの授業料は年間約200万円で、留学生向けの費用はさらに高額です。
2013年、16歳のときにプロへ転向。2014年にはアメリカの「タイム誌」が発表した「最も影響力のある100人」に選ばれました。
大学|高麗大学
高校卒業後、2015年から韓国の「高麗大学」で心理学を専攻しました。
プロ転向後の学業との両立のため、オンライン講座を活用しながら競技生活を続けました。
主な功績
- 2015年:17歳の若さで世界ランキング1位を達成
- 2019年:ニュージーランド功労勲章のメンバーに任命
リディア・コーは幼少期からゴルフに打ち込み、学業と競技を両立しながら、数々の記録を打ち立ててきました。
リディア・コーのwiki風プロフィール
リディア・コーのプロフィールです。
- 氏名 / リディア・コー(Lydia Ko)
- 国籍 / ニュージーランド
- 出身地 / 韓国・ソウル
- 生年月日 / 1997年4月24日(27歳)
- 身長 / 167.6cm
- 体重 / 確認中
- 出身校 / 高麗大学(韓国)
- プロ転向 / 2013年
- ゴルフ歴 / 5歳~(母の勧め)
- 好きな芸能人 / キム・スヒョン
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)
結婚して今もなお「世界ランキング」の上位をキープしているリディア・コー。この先も目が離せません。
リディア・コーのまとめ
この記事では「リディア・コー」について
- 夫は韓国・ヒュンダイグループの御曹司「チョン・ジュンさん」
- 友人の紹介で知り合い、2年の交際を経て2022年12月30日に韓国・明洞聖堂で挙式。
- 出身地は韓国・ソウル。6歳でニュージーランドに移住。住まいはアメリカ。
- 実家の家族は父親、母親、姉の4人家族。
ということについてお伝えしました。
🏌️♂️ コ・ジンヨンとは?
👇リディア・コー選手と同じく、女子ゴルフ界を代表する韓国系プロゴルファーの コ・ジンヨン選手。世界ランキング1位の経験を持ち、安定した強さを誇る彼女のキャリアも見逃せません!
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