櫻井心那(さくらい ここな)選手は、長崎県出身のプロゴルファー。
有言実行の精神でプロゴルファーとなったエピソードがあり、家族の支えも大きな力となりました。
今回は、櫻井選手の家族構成や兄との関係、プロになるまでの道のり を紹介します。
櫻井心那の実家の家族はどんな人?
櫻井心那(さくらい ここな)選手は、両親と2人の兄の5人家族です。
- 父:一也さん(ゴルフ好き)
- 母:伊津子さん(話し相手としても心強い存在)
- 長男:竣晟(しゅんせい)さん(4歳年上)
- 次男:豪(ごう)さん(1歳年上・中央大学ゴルフ部所属)
- 長女:心那選手(本人)
「心那(ここな)」という名前には、「心豊かに、穏やかに育つように」 という願いが込められています。
父親はゴルフ好き
櫻井心那(さくらい ここな)選手がゴルフを始めたきっかけは、家族旅行でのゴルフ観戦でした。
父・一也さんもゴルフ好きで、もしかすると「ゴルフ観戦に行こう!」と企画したのはお父さんだったのかもしれませんね。
一也さんは、娘について 「有言実行で、目標を口にすると必ず達成するタイプ」 と語っています。
- 小6の大会で優勝し「本気でプロを目指す」と決意
- 高校時代には「一発でプロテストに合格する!」と宣言し、実際に合格
こうした努力家の姿勢に、お父さんも驚かされたそうです。
母親はどんな人?
母・伊津子さんは、櫻井心那(さくらいここな)選手にとって 「友達のような存在」 で、よく話をするそうです。
また、櫻井選手は「車の運転や洗濯をしてくれて感謝している」と話しており、お母さんのサポートが日々の支えになっていることが伝わります。
伊津子さんも、「チャラチャラせず、目標をしっかり持った真面目な子」と娘を評価しています。
兄「豪さん」はキャディを務めたことも
櫻井心那選手には、4歳上と1歳上の2人の兄がいます。
特に、次男・豪さん(ごう)は、櫻井選手と12年間一緒にゴルフを練習してきた仲 で、兄妹の絆が深いことでも知られています。
氏名 | 櫻井豪(Go Sakurai) |
生年月日 | 2002年9月16日 |
ゴルフをはじめた年齢 | 6歳(父の影響) |
豪さんはアマチュア選手で、プロゴルファーではありません。
しかし、「日本ジュニア選手権」で13位に入る実力 を持ち、櫻井選手の試合では キャディを務めたこともある んです。
試合では、妹のためにグリーンのラインを読んでサポートする姿が話題になりました。
妹大好きなお兄さん!?
櫻井選手は 「兄は私のこと大好きみたいなんです(笑)」 と話しており、兄妹の仲の良さが伝わりますね。
また、豪さんは妹について、「負けず嫌いでメンタルが強い」 と評価。
実際、幼い頃からアプローチ対決をすると 「自分が勝つまでやめなかった」 というエピソードも!
このように、兄の存在がライバルとしての成長を促し、櫻井選手の強さを育んできたのでしょう。
さらに、豪さんは 「友達を連れて妹の試合の応援に行く」 こともあり、兄妹の関係は本当に微笑ましいですね。
櫻井心那の出身地とゴルフをはじめたきっかけ
櫻井心那(さくらいここな)選手は長崎県長崎市出身のプロゴルファーです。
長崎市は「坂の街」として知られ、観光地としても有名ですが、櫻井選手も地元について「田舎でもなく都会でもないですが、坂が多いんです」と語っています。
そんな櫻井選手がゴルフに出会ったきっかけは、家族旅行で訪れた「ダンロップフェニックストーナメント」。そこで目にした石川遼プロのプレーに憧れ、「自分もゴルフをやりたい」と思ったそうです。
最初にゴルフを習い始めたのは、兄の豪(ごう)さん。その1か月後に櫻井選手もクラブを手にし、ゴルフの道を歩み始めました。
櫻井心那の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
出身小学校|長崎市立山里小学校
櫻井心那(さくらいここな)選手は地元の長崎市立山里小学校に通いました。
小学生のころは「好奇心旺盛で、クラスのリーダー的なことをやりたがっていた」女の子だったそうです。
小学生の頃はピアノや空手も習っていましたが、一番熱中したのはゴルフ。放課後には「喜々津カントリークラブ」を9ホール回ることが日課となり、母の伊津子さんが兄とともに毎日送迎していたそうです。
小学6年生の成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2015 | 第9回九州小学生ゴルフ大会 | 🏆優勝🏆 |
2015 | 第11回九州小学生ゴルフ大会 | 🏆優勝🏆 |
また、この頃に韓国のイ・ボミプロに憧れを抱くようになり、「プロゴルファーになりたい」と強く思うようになったといいます。
出身中学|長崎市立山里中学校
櫻井心那(さくらいここな)選手は長崎市立山里中学校に進学。
中学時代から九州ゴルフ連盟の強化選手として活躍し、毎年ジュニア強化合宿にも参加。プロを目指す環境の中で、全国レベルの選手たちと切磋琢磨しました。
中学時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2016 | 九州中学校ゴルフ選手権春季大会 | 2位 |
2017 | 第38回九州中学校ゴルフ選手権 | 2位 |
2018 | 九州ジュニアゴルフ選手権 | 2位 |
2018 | 第23回九州中学校ゴルフ選手権 | 2位タイ |
出身高校|長崎日本大学高等学校・ゴルフ部
櫻井心那(さくらい ここな)選手は、長崎県内で唯一ゴルフ部がある「長崎日本大学高等学校」に進学。
高校時代には、数々の大会で優勝を重ね、全国レベルの選手へと成長していきました。
高校時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2020 | OBS九州女子ジュニアゴルフ大会 | 🏆優勝🏆 |
2020 | 九州高等学校ゴルフ選手権 | 3位タイ |
2021 | 九州ジュニアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
2021 | OBS九州女子ジュニアゴルフ大会 | 🏆優勝🏆 |
2021 | 九州女子選手権 | 🏆優勝🏆 |
高校3年の最後には、全国高等学校ゴルフ選手権で優勝し、その実力を全国に示しました。
プロ転向|大学進学を選ばず、プロテスト一発合格
櫻井心那(さくらい ここな)選手は大学進学を選ばず、プロテスト合格を目指す道を選びました。
当初は大学進学も考えたそうですが、「今のゴルフ界は若い選手がどんどん活躍している」と考え、プロテストに挑戦する決断をします。
このプロテスト期間中、普段は緊張しない櫻井選手もストレスで体重が5キロ落ちるほどのプレッシャーを感じたとか。
それでも、見事プロテストに一発合格!
合格発表の瞬間は、母と会場の車内で待っていた父と喜びを分かち合いました。妹が大好きな兄の豪さんは、電話越しに涙を流していたそうです。
櫻井選手は「家族の支えに感謝している。ゴルフで恩返ししたい」と語っています。
櫻井心那選手のwiki風プロフィールと主な成績
櫻井心那(さくらい ここな)選手のプロフィールです。
- 氏名 / 櫻井心那(Kokona Sakurai)
- 出身地 / 長崎県長崎市
- 生年月日 / 2004年2月13日
- 身長 / 166cm
- 血液型 / O型
- ゴルフ歴 / 6歳~
- プロテスト合格日 / 2021年11月5日
- 憧れの選手 / 松山英樹
- 趣味 / 音楽を聴くこと・お笑いを観ること・甘いものを食べること
- ストレス解消法 / 家で大声で歌う、カラオケで歌うのは櫻坂46やアイドル系
- 好きな色 / ピンク・淡い色
- 自分の性格は? / マイペース・人見知り
📌プロフィールは 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) を参考にしています📌
アイドルグループ「櫻坂46」のファンで、プロゴルファーの菅沼菜々選手と一緒にライブに行くそうです。
櫻井心那選手のプロ転向後の主な成績をまとめてみました。
通算 国内4勝
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2023 | 富士通レディース | 🏆優勝🏆 |
2023 | ゴルフ5レディス | 🏆優勝🏆 |
2023 | 楽天スーパーレディース | 🏆優勝🏆 |
2023 | 資生堂レディスオープン \レギュラーツアー初優勝/ | 🏆優勝🏆 |
目標は「年間女王」と「海外メジャー優勝」という櫻井心那選手に注目です。
櫻井心那の実家の家族と経歴まとめ
この記事では櫻井心那(さくらいここな)選手についてご紹介しました。
- 長崎市で生まれ、家族の影響でゴルフを始めた
- 小学生時代から九州大会で活躍し、全国レベルへ
- 高校時代に全国大会優勝を果たし、プロを目指す
- 大学進学を選ばず、プロテストに挑戦し一発合格
- 2023年にレギュラーツアー初優勝。
目標とする選手は「小祝さくらプロ」。憧れの選手のように、多くのタイトルを獲得していく姿が期待されます。
櫻井選手が目標とする「小祝さくら選手」。どんな選手なのか気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
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