米澤蓮（よねざわ れん）選手は期待の若手プロゴルファーです。
米澤蓮選手を支えた実家のご家族はどんな人なのでしょうか。
どのようにしてプロゴルファーになったのか、出身校や経歴を交えてお伝えします。
米澤蓮の実家の父・母・兄弟姉妹はどんな人？
米澤蓮（よねざわ れん）選手の実家は岩手県にあります。
ご家族についての詳しい情報は、現在のところ公表されていません。
- 父親
- 母親
- 兄弟姉妹？
名前や職業なども明らかになっていませんが、今後さらに活躍する中で、新たな情報が出てくるかもしれません。
ただ、インタビューによると、ご家族は誰もゴルフをしない そうです。
そのため、ジュニア時代は練習場で知り合った大人のゴルファーたちに声をかけ、一緒にゴルフに行く環境を自分で作っていたのだとか。幼いころから行動力があり、周囲と積極的に関わるタイプだったことがわかりますね。
また、米澤選手は人見知りしない性格で、外国人選手にも気軽に話しかけるほどのフレンドリーさを持っています。その明るいキャラクターが、多くのプロゴルファーからも親しまれている理由の一つなのかもしれません。
幼少期から交流のあった練習場の方々も、現在の活躍を喜ばれていることでしょう。
米澤蓮の学歴｜ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
岩手県盛岡市出身の米澤蓮（よねざわ れん）選手（現在の拠点は岩手県・花巻市）。
同郷の「大谷翔平（おおたにしょうへい）選手（岩手県奥州市（旧水沢市）出身）」については「”彼と同じように”とはいきませんが、自分も岩手のジュニアゴルファーに夢や希望を届けられるようになれたら嬉しい」と語っており、その言葉からも地元への深い愛情と責任感が感じられます。
雄大な岩手山を望む自然豊かな環境の中で、米澤選手はどのようにしてゴルフの才能を育んできたのでしょうか。彼のジュニア時代からの歩みを振り返ってみます。
出身小学校｜盛岡見前小学校｜ゴルフをはじめたきっかけはニトリ？
米澤蓮選手は地元の公立校「盛岡見前小学校」で学びました。
ゴルフと出会ったのは、9歳のとき。
家族で家具店「ニトリ」に出かけた際、開店時間を間違えて1時間早く到着してしまったそうです。近くに時間をつぶせる場所もなく、たまたま隣にあったのがゴルフ練習場。
そこで「ボクもやってみたい」と言ったことが、ゴルフを始めるきっかけになりました。
本人は「もともとスポーツが好きで、ゴルフをやってみたい気持ちはあったのかも」と振り返っていますが、この偶然がなければ「プロゴルファー・米澤蓮」は誕生していなかったかもしれませんね。
きっかけとなった「ニトリ」には今でもよく買い物に行くそうで、もしかしたら店内で米澤選手に会えるかもしれません。
ゴルフを始めてからは、テレビのゴルフ中継を見ながら ほぼ独学でプレーを学習。持ち前の才能と努力で、小学生時代から数々の大会で優勝を重ねました。
🏌️♀️小学生時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2010 | 岩手県ジュニア秋季学年別大会 | 🏆優勝🏆 |
| 2011 | 岩手県ジュニア秋季学年別大会 | 🏆優勝🏆 |
| 2011 | 東北ジュニアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
出身中学｜盛岡市立見前中学校｜スーパー中学生と呼ばれる存在に
出典：GOLF STYLE
米澤蓮選手は小学校を卒業すると、地元の公立校「盛岡市立見前中学校」に進学しました。
この頃には、地元のジュニア大会では敵なしの状態になり、東北エリアでもトップクラスの選手に。地元メディアからも「スーパー中学生」と称されるようになりました。
🏌️♀️中学時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2012年 | 岩手県ジュニア春季学年別大会 | 🏆優勝🏆 |
| 2013年 | 東北ジュニアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
| 2014年 | 岩手県アマチュアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
出身高校｜盛岡中央高等学校・ゴルフ部｜岩手唯一のゴルフ部がある高校へ
中学卒業後、米澤蓮選手はスポーツ強豪校として知られる「盛岡中央高等学校」に進学しました。
実は、岩手県内でゴルフ部がある高校は「盛岡中央高校」だけ。ゴルフに専念するためにこの高校を選んだ可能性が高いですね。
盛岡中央高校の主な卒業生
- 福田萌（タレント）
- 戸塚純貴（俳優）
- ISAO（格闘家）
- 鈴木一朗（サッカー選手）
- 齋藤響介（プロ野球選手）
高校時代もゴルフ部で数々の大会に出場し、素晴らしい成績を残した米澤蓮選手。
プロ転向後、念願の優勝を果たした際には、ゴルフ部の顧問である「高橋亨さん」が「“今年は優勝を狙う”と言っていたが、まさかこんなに早く結果を出すとは」と喜びのコメントを寄せています。
米澤選手は今でも母校を訪れ、後輩たちへのアドバイスや練習のサポートを行っており、その姿勢からも「恩返しの心」や「次世代を育てたい」という思いが伝わってきます。
🏌️♀️高校時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2015年 | 岩手県アマチュアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
| 2016年 | 東北高等学校ゴルフ連盟 | 🏆優勝🏆 |
| 2017年 | 岩手県アマチュアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
出身大学｜東北福祉大学｜ゴルフの名門で腕を磨く
左から杉原大河選手、金谷拓実選手、米澤蓮選手（東北福祉大学在学当時）
出典：東北福祉大学
高校卒業後、米澤蓮選手はゴルフの名門として知られる「東北福祉大学（宮城県・仙台市）」へ進学しました。同大学は数多くのトッププロを輩出してきた強豪校で、在学中から高いレベルの中で腕を磨ける環境が整っています。
1年先輩には、のちに賞金王に輝く「金谷拓実（かなや たくみ）選手」が在籍しており、米澤選手はその背中を追いながら日々努力を重ねました。
また、在学中には「ローアマチュア（最優秀アマチュア）」を獲得するなど、早くも頭角を現しました。大学ゴルフ界で着実に結果を残し、プロへの道を確かなものにしていきます。
🏌️♀️大学時代の主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 | |
|---|---|---|---|
| 2019 | 関東学生ゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 | |
| 2019 | アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ | 🥈2位🥈 | ローアマチュア |
| 2021 | 日本オープンゴルフ選手権競技 | 38位 T | ローアマチュア |
ナショナルチーム入り｜国際試合の団体優勝に貢献
大学時代には2018年からナショナルチームの一員に選抜されています。
2018年の国際試合（団体戦）では「金谷拓実（かなやたくみ）選手」「中島啓太（なかじまけいた）選手」らとともに20年ぶりの金メダルに貢献しました。
ヘッドコーチの「ガレス・ジョーンズさん」は米澤選手について、「大きな修正点はない。飛距離がさらに伸びれば、もっと強くなる選手だろう」と評価しています。
左からガレスジョーンズさん、米澤蓮選手
出典：日本ゴルフ協会
また、性格面についても「リラックスしていてよく笑うし、マインドも強い」と語っており、明るい人柄がプロの世界でも評価されていることがわかります。
🏌️♀️ナショナルチームでの主な成績🏌️♀️
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2018 | ジャカルタ・アジア大会（団体戦） | 🏆優勝🏆 |
大学4年｜特別制度でプロ転向
2021年12月、米澤蓮選手は大学4年生でプロ転向し新たな一歩を踏み出しました。
日本プロゴルフ協会（JGTO）から「特別制度」での入会を承認されたのです。これはプロテストを免除される制度で、過去には「石川遼（いしかわりょう）選手」や「松山英樹（まつやまひでき）選手」も同じ方法でプロ入りしています。
ジュニア時代からの実績が認められ、将来有望な選手として高く評価されたということですね。
米澤蓮は何回優勝している？
米澤蓮（よねざわ れん）選手は国内男子のレギュラーツアーで 通算2勝 しています。
プロ転向後の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 横浜ミナトChanpionship～Fujiki Centennial～ | 🏆優勝🏆 | ¥24,000,000 |
| 2024 | 中日クラウンズ | 🏆優勝🏆 | ¥22,000,000 |
「中日クラウンズ」で初優勝した米澤蓮選手。
岩手県出身の選手が男子ツアーで優勝するのは史上初の快挙となり、地元でも大きな話題となりました。
こちらは日本ゴルフツアー機構のインスタグラムからお借りした投稿です。初優勝のパターとインタビューをご覧いただけます。
ゴルフ界では「雪国はハンデがある」「岩手からプロゴルファーは出にくい」と言われることもあったそうです。しかし、米澤蓮選手は「環境のせいにしたくない」と努力を重ね、見事に結果を残しました。
その姿は、岩手県のジュニアゴルファーにとって大きな励みになったことでしょう。
米澤蓮のwiki風プロフィール
米澤蓮（よねざわ れん）選手のプロフィールです。
| 氏名 | 米澤蓮（Ren Yonezawa） |
| 生年月日 | 1999年7月23日 |
| 身長 | 174cm |
| ゴルフ歴 | 10歳～ |
| プロ転向 | 2021年12月10日 |
米澤蓮選手のニックネームは「Renny（レニー）」。
名前の「蓮（れん）」からきているそうです。親しみやすく、米澤選手の雰囲気にもよく合っていますね。
米澤蓮の実家の家族・経歴まとめ
この記事では 米澤蓮（よねざわ れん）選手 について
- ご両親はゴルフをしないため、独学でゴルフを学びプロゴルファーに成長。
- 大学時代にはナショナルチームでも活躍。
- 国内レギュラーツアーで2勝。
- 岩手県出身プロが男子ツアーで優勝するのは史上初という快挙を達成。
という内容をお届けしました。
コメント
信じがたい情報ですね。花巻市出身で見前中に行ったんですね？ゴルフのため？
似内利雄さま
コメントくださり、ありがとうございます。
調べなおしまして、
米澤蓮プロの出身地は「盛岡市」で、現在の拠点が「花巻市」でございました！
小・中・高が「盛岡市」だということに気付かない時点で大ボケでございますが、
「花巻市」にある「ニトリ」は配送センターで、ゴルフ練習場も見当たらなかったため、なぜだろう？と思っていたのです。（そこで、気付け～という感じですが）
「ニトリ・アクロスプラザ盛岡店」の近くに、米澤プロが行ったであろうゴルフ練習場を確認できました。思わず、あった～～～！と、ひとりごちました。そして合点がいきました。
単純に私の調査ミスではございましたが、非常にすっきりして嬉しいです。
ご指摘いただかなければ、このままガセネタを公開し続けるところでございました。
読み返すと「信じがたい情報」になっていますね。ひえ～お恥ずかしい汗
さっそく記事を修正致します。
似内利雄さま、誠にありがとうございました！心より感謝申し上げます。