横尾要(よこお かなめ)プロは東京都出身のプロゴルファー。
優勝歴は5回、過去にはアメリカツアーにも挑戦しています。端正なお顔立ちで女性ファンに絶大な人気を誇った選手でもありました。
そんな横尾要プロの現在の活動や経歴、ゴルフにまつわるエピソードをまとめてみました。
横尾要の現在の活動は?
横尾要(よこお かなめ)プロは、2022年7月に50歳を迎えてから シニアツアーに本格参戦 しています。
ファンとしては、シニアツアーでの 初優勝 を期待したいところですが、シニアツアーは試合数が限られているため、横尾プロは プロアマ戦や海外のシニアツアーにも挑戦 しています。
さらに、レギュラーツアーにも スポット参戦 することがあり、若手選手との対戦を通じて 「今のゴルフはレベルが違いすぎる」と驚きを隠せない 場面も。しかし、それでも 50代でレギュラーツアーに挑み続ける姿勢 は、多くのゴルフファンに感動を与えています。
「試合に出られる限り競技を続けたい」と意欲を語る横尾プロ。これからも 力強いプレーとカッコいい姿 を見せてくれることでしょう。
横尾要の生涯獲得賞金と優勝回数は?
日本ゴルフツアー機構のデータによると、横尾要(よこお かなめ)プロの 生涯獲得賞金は747,891,423円(約7億5千万円) となっています。
このほか、プロゴルファーはスポンサー契約による収入も大きな割合を占めます。横尾要プロも人気選手だったため、スポンサー収入があったと考えられますが、詳細な金額は公表されていません。
また、横尾要プロは 端正なルックスでも注目され、多くの女性ファンを魅了しました。 彼のプレーに憧れてゴルフを始めた人も少なくないかもしれません。
横尾要プロは何回優勝している?
横尾要プロは国内レギュラーツアーで 5回の優勝 を果たしています。
以下が、主な優勝歴です。
| 年度 | 大会名 | 獲得賞金 |
|---|---|---|
| 2006 | 三菱ダイヤモンドカップ | ¥22,000,000 |
| 2002 | ダンロップフェニックストーナメント | ¥40,000,000 |
| 2000 | 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 | ¥30,000,000 |
| 1999 | 東海クラシック | ¥20,000,000 |
| 1998 | アコムインターナショナル | ¥21,600,000 |
優勝賞金の合計は1億円を超えています。
出典:ゴルフダイジェスト
2006年の「三菱ダイヤモンドカップ」で4年ぶりの復活優勝
奥様のかとうれいこさんと長女と記念撮影
横尾要は体育会系
横尾要(よこお かなめ)プロは、自他ともに認める「体育会系」のゴルファーです。ゴルフはマナーを重視するスポーツですが、横尾プロは特に 「礼儀」や「挨拶」 を大切にしています。
挨拶ができない若者が増えている
横尾プロは、 「日本人は昔から礼儀を重んじてきたはずなのに、最近は挨拶ができない若者が増えている」 と語っています。
もちろん、全ての若者が挨拶をしないわけではありません。しかし、スポーツの世界でも礼儀を意識しない選手がいることを危惧しているようです。
ゴルフは 「紳士のスポーツ」 とも呼ばれ、マナーを重視する競技です。そのため、横尾プロにとって 挨拶や礼儀は、プレーと同じくらい大切なもの なのかもしれません。
ジュニアゴルファーへの想い:横尾要カップ
横尾プロは「全国小学校ゴルフ選手権 横尾要カップ」のホストプロを務めていたことがあります。
この大会を開催した理由のひとつが、「しっかり挨拶ができ、まわりとの調和を大切にし、感謝の気持ちを忘れない選手が増えてほしい」という想いからでした。
実際に、この大会に参加したジュニア選手は、技術面だけでなく、マナーや礼儀の面でも高い意識を持つ選手が多かったと言われています。
ちなみに、 石川遼(いしかわ りょう)プロ もこの大会に参加し、優勝した経験があります。
嫌われてもいい
横尾プロは「嫌われてもいいので、これからも厳しくいきます」と発言しています。
ゴルフの技術はもちろんのこと、礼儀や人間性を大切にする姿勢は、これからのジュニアゴルファーにとっても大きな学びとなるはずです。
「言うべきことをしっかり伝えられる存在」は、どの時代にも必要なもの。横尾プロの信念が、未来のゴルファーに受け継がれていくことを願いたいですね。
横尾要の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向まで
横尾要(よこおかなめ)プロのゴルフの歩みについて振り返ってみます。
出身小学校|豊島区立要小学校|少年野球チームで活躍
横尾要さんは東京都豊島区にある「豊島区立要(としまくりつかなめ)小学校」で学びました。地元の公立小学校に通い、スポーツ少年として活発に過ごしていました。
ゴルフに出会う前の横尾プロは 野球少年 でした。地元・豊島区要町の 「要町ホープス」 という少年野球チームに所属し、 ファーストのポジションで活躍 していました。
現在は 「要ホープス」 として活動を続ける少年軟式野球チーム。要小学校を中心に、地域の子どもたちが野球を楽しんでいます。
実は、男子プロゴルファーには 幼少期に野球を経験していた選手が多い んです。横尾要プロもその一人で、野球で培った運動神経や手首の使い方が、後のゴルフキャリアに役立ったのかもしれませんね。
当時の監督は 「手が長くて、横から投げるいいピッチャーだった」 と横尾プロのプレーを振り返っています。監督の記憶に残るほどの実力だったことがわかりますね。
小学6年生のときには チームを優勝に導く活躍 も。横尾プロにとって、かけがえのない思い出になったことでしょう。
ゴルフとの出会い
野球に夢中だった横尾要さんですが、 10歳のときにテレビで「ハワイアンオープン(1983年)」を観戦し、青木功(あおき いさお)プロが見せた“イーグルのスーパーショット”での逆転優勝 に大きな衝撃を受けます。
試合の興奮が冷めやらぬまま学校へ登校したほど、 心を揺さぶられた瞬間 だったそうです。もしかすると、この出来事は ゴルフの神様が横尾プロを導いた運命の瞬間 だったのかもしれませんね。
それ以来、横尾プロにとって青木功プロは憧れの存在となり、今でも尊敬するプロゴルファーの一人に挙げています。
横尾プロのご両親がゴルフ経験者だったのかは、公にはされていませんが、横尾プロは大人用のクラブを短くカットして練習していたそうです。今ではジュニア用のクラブも充実していますが、当時はジュニア用のゴルフクラブがほとんどなく、決して恵まれた環境ではなかったことがわかりますね。
小学6年生の卒業文集には「プロゴルファーになりたい」と記した横尾さん。
10歳のときに受けた青木功プロのプレーの感動が、そのまま夢へとつながったのですね。夢を持ち、それを叶えた姿には、多くのゴルフファンが勇気をもらえます。
出身高校|東京学館浦安高等学校|ゴルフ部
横尾要さんは千葉県浦安市にある私立校「東京学館浦安高等学校」 に進学しました。
東京学館浦安高等学校の 「男子ゴルフ部」 は、1995年の 全国高校選手権で優勝 した実績を持つ強豪チーム。
現在、学校公式HPではゴルフ部の存在が確認できませんが、卒業生には プロゴルファーとして活躍する選手が複数いる ことから、横尾プロが在学していた当時は ゴルフ部が活動していた可能性が高い ですね。
ちなみに、東京学館浦安高等学校の最寄り駅である 「新浦安駅」 は、東京ディズニーランドがある 「舞浜駅」のひと駅隣 に位置しています。
夢の国のすぐそばで、高校時代を過ごした横尾プロ。そんな環境の中で、プロゴルファーとしての夢を育んでいたのですね。
出身大学|日本大学|ナショナルチーム入り
横尾要プロは「日本大学」に進学し、ゴルフの強豪「ゴルフ部」に所属しました。
日大ゴルフ部の先輩には、「世界の丸ちゃん」こと「丸山茂樹(まるやましげき)プロ」がいます。公式プロフィールには「師弟関係」と記されており、横尾プロが20代後半でアメリカツアーに挑戦した際には、現地滞在中に 丸山プロから国際電話で激励 を受けたこともあったそうです。
丸山プロにとって横尾プロは可愛い後輩の一人。現在も食事に行くなど親交を深めているようです。
日大ゴルフ部時代の 同期には「宮本勝昌(みやもとかつまさ)プロ」と「片山晋呉(かたやましんご)プロ」がいます。3人はプロ転向後に「日大三羽がらす」と呼ばれ、日本ゴルフ界を盛り上げました。
宮本プロと片山プロはすでにシニアツアーで優勝を果たしており、横尾プロの シニアツアー初優勝 も待ち望まれるところですね。
大学在学中は日本代表「ナショナルチーム」に 2年間所属 し、さらに腕を磨きました。

プロ転向
横尾要さんは1995年、プロテストに一発合格 し、プロゴルファーとしての道を歩み始めます。
名門・日大ゴルフ部で培った経験が、横尾さんのプロゴルファーとしてのキャリアの礎となったことは間違いありません。
横尾要のwiki風プロフィール|こだわり3選
横尾要(よこおかなめ)プロのプロフィールです。
| 氏名 | 横尾 要(Kaname Yokoo) |
| 出身地 | 東京都豊島区 |
| 生年月日 | 1972年7月24日(53歳) |
| 身長 | 176cm |
| 血液型 | A型 |
| プロ転向 | 1995年 |
| 趣味 | 野球観戦 |
横尾要プロはゴルフに対して独自のこだわりをお持ちです。今回はその中でも特にユニークな3つのポイントをご紹介します。
① スリータックパンツを愛用
ゴルフウェアといえば、現在はスリムなノータックパンツが主流ですが、横尾要プロは スリータックパンツ を愛用しています。
スリータックパンツといえば「池田勇太(いけだ ゆうた)プロ」が有名ですが、横尾要プロは「勇太プロよりずっと前から愛用している」と語っています。
ファッション性よりも、動きやすさや機能性を重視するスタイルが特徴です。
② 帽子をかぶらない
プロゴルファーの多くが帽子を着用する中、横尾要プロは 雨が強い日以外は帽子をかぶらない ことで知られています。
理由は「つばの部分が視界を狭くし、暗く感じるから」とのこと。視界の確保を優先する独自のスタイルですね。
③ グローブをしない
さらに横尾要プロは、雨の日以外はグローブを着用しません。
その理由は2つあります。
- つけたり外したりするのが 面倒
- グローブを外すときの ベリッという音が同伴競技者の迷惑になりかねない
グローブなしでのプレーは、クラブの感覚をダイレクトに感じられる一方で、滑りやすくなるリスクもあります。プロならではのこだわりですね。
横尾要の現在までの経歴・生涯獲得賞金などまとめ
この記事では横尾要(よこお かなめ)プロについて
- 2022年からシニアツアーに参戦。
- レギュラーツアー、プロアマ戦、海外のシニアツアーにも挑戦中。
- 優勝5回、生涯獲得賞金は7億円を突破。
- 小学生時代は野球に夢中で地元のチームに入り優勝を経験。現在も趣味は野球。
- 小学4年生のとき青木功プロがスーパーショットで逆転優勝したシーンに衝撃を受けプロを目指す。
- ゴルフの強豪校「日大ゴルフ部」を卒業し、プロテストに一発合格。
- 体育会系で礼儀を重んじる。スリータックパンツを愛用し、キャップが苦手。グローブもしないというこだわりをお持ちです。
という内容をお届けしました。
横尾要プロは「20年先もゴルフに関わる何かをしていたい」と発言していますので、これからもなんらかの形でご活躍を拝見することができそうですね。
横尾要プロの奥様「かとうれいこさん」についてはこちらの記事でお伝えしています👇
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