平田憲聖(ひらた けんせい)選手は期待の若手プロゴルファーです。
今とても勢いのある選手ですが、平田憲聖選手をプロゴルファーに育てたご家族はどんな人なのでしょうか?どのようにしてプロゴルファーになったのか、出身校や経歴などを交えながらお伝えします。
平田憲聖の実家の家族はどんな人?
平田憲聖(ひらた けんせい)選手の実家は大阪府吹田市にあります。ご家族は4人です。
- 父親
- 母親
- 長女
- 長男 憲聖選手:本人
平田憲聖選手の名前「憲聖」は、父の名前と、母が尊敬する知人の名前から一字ずつ取って名付けられたそうです。
「憲」にはリーダーやお手本、徳が高くピュアな人という意味があり、「聖」にはその道の第一人者、尊敬される人物という意味があります。プロゴルファーとしての人生を極め、多くの人に応援される人気選手になりそうな、素敵なお名前ですね。
ちなみに、あだ名は「ケンケン」だそうです。親しみやすくて可愛いですね。
父親はどんな人?
ツアー初優勝
出典:ALBANet
平田憲聖選手のお父様についての詳細は明かされておらず、職業やゴルフ歴についても公表されていません。インタビューに応じたこともあまりないようです。
母親はどんな人?|叔父はティーチングプロ
平田憲聖選手のお母様はママさんバレーをしていました。
さらに、母方の兄弟(平田憲聖選手にとって叔父)がゴルフのティーチングプロをしています。そんな理由からも、ゴルフと縁があったのかもしれません。
プロ3年目、平田憲聖選手は「ミズノオープン」でツアー初優勝を達成。その際、賞金の使い道として「母に乾燥機を買ってあげたい」と話していました。
自宅に洗濯機はあるものの、乾燥機はなく、日々の洗濯を担ってくれる母を少しでも楽にしてあげたいという想いからだったそうです。感謝の気持ちを形にしようとする平田憲聖選手の優しさが伝わりますね。この言葉に、お母様もきっと胸が熱くなったのではないでしょうか。
日頃から家族を大切にしている平田憲聖選手の人柄がよく分かる、心温まるエピソードですね。
兄弟姉妹は?|姉がひとり
出典:スポーツ報知
平田憲聖選手は二人兄弟で、3歳上のお姉さんがいます。
平田選手が「日本プロ選手権」でメジャー初制覇を達成した時の写真がメディアに掲載され、家族とともに喜ぶ姿が話題になりました。
お姉さんは幼少期にゴルフをしていたというエピソードがありますので、兄弟仲良く練習していたかもしれませんね。
弟の活躍を家族として温かく見守っていることでしょう。
愛犬|ミニチュアシュナウザー
平田憲聖選手のご家庭ではミニチュアシュナウザーの「ププちゃん」と「ビビちゃん」も家族の一員です。
時間があると、ドッグランへ行ったり、一緒に買い物を楽しむこともあるそうです。
愛犬たちは平田選手にとって大切な存在で、散歩の時間がリフレッシュやストレス解消にもなっているのだとか。ププちゃんとビビちゃんも、平田選手の帰りをいつも楽しみにしていることでしょう。
こちらは平田選手のインスタグラムからお借りした投稿です。
平田憲聖の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
平田憲聖(ひらた けんせい)選手がゴルフを始めたきっかけは、ゴルフ好きの祖父の影響でした。
おじい様が「お姉ちゃんにゴルフを教えよう」と考え、練習場に連れて行こうとしたところへ、当時6歳だった平田憲聖選手が「僕も行きたい」と言ったのだとか。
しかし、おじい様が返したひとことは 「憲聖は来んでいい」 というもの。
軽い冗談だったのかもしれませんが、負けず嫌いの平田憲聖選手は「いやいや、僕も!」と食い下がり、ついて行くことに。
その結果、ゴルフに夢中になったのはお姉さんではなく、弟の平田憲聖選手だったのです。
もしも当時「じゃあ行かない」と諦めていたら、今の活躍はなかったかもしれませんね。
80代を迎えたおじい様は、今も元気にゴルフを楽しんでいるそうです。オフの日には、平田憲聖選手や叔父であるティーチングプロと一緒にラウンドすることも。お孫さんがプロゴルファーとして活躍する姿を見られるのは、おじい様にとっても喜びでしょうね。
出身小学校|吹田市立東山田小学校|バレーボールチームに所属
平田憲聖選手は、地元・吹田市の公立校「吹田市立東山田(すいたしりつ・ひがしやまだ)小学校」で学びました。
お母様の影響で小学生の頃はバレーボールのクラブチームに所属していましたが、6年生のときに「ゴルフに集中しよう」と決意し、バレーボールを引退。
その後、大阪の「リアライズゴルフアカデミー」に入会します。
アカデミー関係者によると、平田選手は「上手なプレーヤーのスイングをじっと観察したり、合宿では他の子が休んでいる間に一人で9ホールを走ってっていた」とのこと。また「他の子がゲームをする時間もスイングの研究をしていた」のだとか。
ジュニア時代から、誰よりも熱心にゴルフに打ち込んでいたことが伝わってきますね。
出身中学|吹田市立千里丘中学校|大人を抑えて優勝
中学3年生の平田選手
出典:ゴルフダイジェスト
小学校を卒業した平田憲聖選手は、大阪府の公立校「吹田市立千里丘(すいたしりつ・せんりおか)中学校」に進学しました。
中学時代もゴルフに情熱を注ぎ続け、実力をどんどん伸ばしていきます。
そして2015年、中学3年生のときには、大人も出場するアマチュア大会「日刊アマゴルフ」で優勝。ジュニア選手が社会人プレーヤーを抑えて頂点に立つのは、まさに快挙といえるでしょう。
中学時代の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2014 | 大阪府中学校ゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
| 2015 | 日刊アマゴルフ全日本男子シングルプレーヤーズ選手権 | 🏆優勝🏆 |
出身高校|大阪学院大学高等学校|ゴルフ部
関西アマチュアゴルフ選手権で優勝
出典:大阪学院大学高等学校
中学卒業後、平田憲聖選手は、ゴルフ部の名門として知られる私立「大阪学院大学高等学校」に進学しました。
高校時代もゴルフ一筋。練習に明け暮れる日々の中で着実に実力を伸ばし、数々の大会で結果を残しています。
2016年には「大阪府ゴルフ選手権」、翌2017年には「関西アマチュアゴルフ選手権」で優勝を果たし、高校生ながら大人の選手に引けを取らないプレーを見せました。
高校時代の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2016 | 大阪府ゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
| 2017 | 関西アマチュアゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
出身大学|大阪学院大学|3年生でプロ転向
出典:日本ゴルフツアー機構
平田憲聖選手は高校卒業後、「大阪学院大学・経営学部」へ進学しました。
大学3年生だった2021年、「日本学生ゴルフ選手権」で見事優勝を果たし、その実績でプロの登竜門といわれる「QT(クオリファイングトーナメント)」への出場資格を得ます。平田選手は「2次QT」まで免除となりました。
※QTとは、翌年のツアー出場権をかけた予選会のことで、成績上位者は国内男子ツアーに出場できる重要な大会です。
平田選手はその年の「3次QT」で16位に入り、「最終QT」への進出を決めます。最終QTは賞金も発生する大会で、アマチュアでも出場はできますが、賞金を受け取るにはプロ登録が必要です。
そのため平田選手は、開幕前日にプロ宣言を行い、正式にプロとして挑戦する道を選びました。
大学4年生で学生競技に出場できなくなりますが、平田選手は「大学生プロとして挑戦することにも魅力を感じていた」と語っています。
プロ宣言書にサインした瞬間は、「夢がかなった」と胸が熱くなったそうです。
ちなみに、ファイナルQTで優勝したのは、オーストラリア出身の「アンドルー・エバンス選手」。優勝賞金は100万円でした。2位の賞金額は公表されていませんが、同大会で2位に入った平田憲聖選手にとっては、これがプロとして初めて手にした賞金です。
いったい、初賞金はいくらだったのでしょうか?
大学時代の主な成績
| 年度 | 大会名 | 順位 |
|---|---|---|
| 2021 | 日本学生ゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 |
| 2021 | JGTOファイナルQT | 🥈2位🥈 |
プロ転向後、平田憲聖選手は母校・大阪学院大学に500万円を寄付しています。「いつか恩返しをしたい」という思いを形にした寄付に、先生方も成長を実感されたことでしょう。
大学側はこの寄付金で送迎用の10人乗りハイエースを購入。これからも多くの学生がこの車に乗り、ゴルフへの夢を育んでいくのかもしれませんね。
平田憲聖は何回優勝している?
平田憲聖(ひらた けんせい)選手は国内のレギュラーツアーで通算6勝しています。
| 年度 | 大会名 | 順位 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|
| 2024 | パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ | 🏆優勝🏆 | ¥20,000,000 |
| 2024 | Shinhan Donghae Open(韓国) | 🏆優勝🏆 | ¥27,140,400 |
| 2024 | フジサンケイクラシック | 🏆優勝🏆 | ¥11,000,000 |
| 2024 | 長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント | 🏆優勝🏆 | ¥20,000,000 |
| 2023 | 日本プロゴルフ選手権 \メジャー大会優勝/ | 🏆優勝🏆 | ¥30,000,000 |
| 2023 | 全英への道~ミズノオープン~ \ツアー初優勝/ | 🏆優勝🏆 | ¥16,000,000 |
2021年12月にプロ転向した平田憲聖選手は、プロ3年目の2023年に飛躍のシーズンを迎えます。
レギュラーツアー「ミズノオープン」で初優勝を飾り、続く「日本プロゴルフ選手権」では堂々のメジャー初制覇を達成しました。
そしてプロ4年目の2024年シーズンでは、シーズン最多となる4勝をマーク。一時は賞金ランキング1位に立つなど圧倒的な強さを見せましたが、最終戦で約288万円差だった「金谷拓実(かなやたくみ)選手」に逆転を許し、惜しくも賞金王を逃しました。
それでも、これを糧にさらに進化したプレーを見せてくれるはず。「悔しい経験をできて幸せ」と語った平田選手の、今後のリベンジに多くのファンが期待を寄せています。
こちらは日本ゴルフツアー機構のインスタグラムからお借りした投稿です。
2024年の「パナソニックオープン」での優勝パター、ハグシーン、祝福のウォーターシャワーをご覧いただけます。「石川遼(いしかわりょう)プロ」もちらっと登場します(動画は40秒ほど)。
男子ゴルフには、世界各地で開催される「4大メジャー」と、日本独自の「国内メジャー大会」があります。
平田憲聖選手は、すでに国内メジャーの一つである「日本プロゴルフ選手権」を制覇しました。
今後、残る3冠制覇も期待されます。いつかは海外に挑戦したいと話す平田憲聖選手ですから、さらに世界の舞台へと活躍の場を広げ「4大メジャー」に挑戦する日も楽しみですね。

平田憲聖のwiki風プロフィール
平田憲聖(ひらた けんせい)選手のプロフィールです。
| 氏名 | 平田憲聖(Kensei Hirata) |
| 出身地 | 大阪府・吹田市 |
| 生年月日 | 2000年11月26日(24歳) |
| 身長 | 170cm |
| 血液型 | O型 |
| ゴルフ歴 | 7歳~(祖父の影響) |
| プロ転向 | 2021年12月6日 |
好きなもの
- 好きな食べ物 : 焼き肉、好きな部位は「タン塩」「ロース」
- 中日ドラゴンズのファン
- 尊敬する人:ダルビッシュ有
プロゴルファーとして目標とするのは「石川遼(いしかわりょう)プロ」。ジュニア時代から憧れを抱き、ファンを大切にする姿勢に深く感銘を受けたのだそう。
「自分のプレーで人を魅了し、感謝の気持ちを忘れず、ファンを大切にできる選手になりたい」
そう語る平田選手が、今後どのようなプロゴルファーへと成長していくのか、ますます注目が集まります。
平田憲聖の実家の家族・経歴まとめ
この記事では 平田憲聖(ひらた けんせい)選手 について
- ゴルフをはじめたきっかけは、ゴルフ好きの祖父の影響。
- 叔父にティーチングプロがいる
- 母親はバレーボール、姉はゴルフ経験者
- 大阪学院大学のゴルフ部出身、大学3年生でプロ転向
- プロ転向後2年目に初優勝。国内メジャー大会でも優勝している。
という内容をお届けしました。








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