丸山奨王(マルヤマ ショーン)選手は、アメリカ出身のプロゴルファーです。
父は、日本を代表するプロゴルファー・丸山茂樹(まるやま しげき)さん。生まれも育ちもアメリカの丸山奨王選手は、どのようにしてプロゴルファーの道を歩んできたのでしょうか?家族のルーツやこれまでの経歴について詳しくご紹介します。
丸山奨王(マルヤマショーン)の家族とルーツ

父親は丸山茂樹プロ?
丸山奨王(マルヤマ ショーン)選手の父親は、「まるちゃん」の愛称で親しまれているプロゴルファーの丸山茂樹(まるやま しげき)さんです。
世界的に活躍した父を持つため、インタビューでは国内外を問わず「お父さんについて」聞かれることが多いそうです。
そんな中、マルヤマ・ショーン選手は「今は父の影響もあるかもしれないけれど、いつかは自分の力で評価されるようになりたい」と語っており、プロとしての意識の高さがうかがえます。
母親の想い
丸山奨王(マルヤマ ショーン)選手の母親は、瑞穂(みずほ)さんといいます。
アメリカで生まれ育ったショーン選手に、「最低限の日本語を話せるようになってほしい」と考え、日本語の読み書きを学ぶ機会を作っていました。
例えば、ロサンゼルスにある「公文式」の教室に通わせたり、お正月には毎年日本で過ごしたりするなど、日本文化に触れる機会を意識的に増やしていたそうです。
ショーン選手は、公文式で学んだことに感謝しており、「いつかCMに出演したい」と語っています。
丸山奨王(マルヤマショーン)の出身地と国籍
丸山奨王(マルヤマ・ショーン)選手の出身地と国籍です。
出身地:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍:日本
生まれも育ちもアメリカのため、言葉や考え方はアメリカの文化がベースになっているそうです。
- 父親 茂樹(しげき)さん
- 母親 瑞穂(みずほ)さん
- 長男 奨王(ショーン)選手(本人)
兄弟はおらずひとりっ子です。
丸山奨王(マルヤマショーン)の名前の由来とツアー登録名
「ショーン」の由来
ショーン選手の名前は、イギリス・スコットランド出身の俳優ショーン・コネリーから名付けられました。
ショーン・コネリーは、映画『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンド役として有名な俳優であり、熱心なゴルフ愛好家でもあります。彼の言葉に「ゴルフは自己責任。戦う相手は自分自身だ」というものがあります。父・丸山茂樹さんは彼の大ファンだったそうです。
「奨王」の本当の読み方
メディアでは「しょうおう」と紹介されることが多かったものの、実際の読み方は「しょおん」です。
ご両親も普段から「ショーン」と呼んでおり、本人も「ショーン」の名前を気に入っているとのこと。
ツアー登録名を「ショーン」にした理由
正式な本名は「丸山奨王(まるやま・しょおん)」ですが、プロツアーでは「マルヤマ・ショーン」という表記を選んでいます。
その理由について、ショーン選手は「カタカナのほうがしっくりくるし、英語圏の人にもわかりやすいから」と語っています。
同じく女子プロゴルファーの天本ハルカ選手も、ツアー登録名を漢字からカタカナに変更していますね。覚えやすさや親しみやすさを考えての選択といえるでしょう。
本名 | 丸山奨王「まるやま・しょうおう」→ 本当の読み方は「まるやま・しょおん」 |
ツアー登録名 | 丸山奨王「マルヤマ・ショーン」 |
英語名 | Sean Maruyama |
丸山奨王(マルヤマショーン)がゴルフをはじめたきっかけは?
丸山奨王(マルヤマ・ショーン)選手が本格的にゴルフを始めたのは10歳のとき。
それ以前からゴルフクラブに触れる機会はあったものの、幼少期はあくまで遊びの一環として楽しんでいたようです。
父・丸山茂樹プロが世界的なプロゴルファーであるため、自然と同じ道を進むことになったと思われがちですが、実はそうではありません。
丸山茂樹プロは、息子に「プロゴルファーになれ」と勧めたことはなく、「好きなことをやればいい」「ショーンには勉強のほうが向いているかもしれない」「パパと同じ道は大変だぞ」と話していたそうです。
しかし、マルヤマ・ショーン選手は父のプレーする姿を見て育ち、次第に「自分もゴルフを極めたい」と思うようになったのです。
丸山奨王(マルヤマショーン)の出身大学
出身大学:カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
大学では経済学を専攻し、ゴルフと学業の両方に真剣に取り組んでいました。
2018年には、ゴルフだけでなく学業でも優れた成績を収めたジュニアゴルファーに贈られる「バイロン・ネルソン・ジュニアアワード」を受賞。ゴルフだけでなく、学業面でも努力を重ねてきたことがわかります。
母・瑞穂さんが「勉強も大事」と伝えていたこともあり、ショーン選手はしっかりと学びの時間も大切にしていたようですね。
ちなみに、父・丸山茂樹プロはゴルフの技術は教えたものの、「練習しろ」と言ったことはなかったそうです。
丸山奨王(マルヤマショーン)のプロ転向と現在の活躍
大学卒業後、丸山奨王選手は日本でプロゴルファーとしての道を歩むことを決意しました。
父・丸山茂樹プロからは「プロとして戦うには、常に比較される覚悟が必要。それでもやるのか?」と問われましたが、ショーン選手の意思は固かったそうです。
そして、2022年にプロ転向。現在は日本ツアーを舞台に活躍しています。
父・丸山茂樹プロがキャディーとして帯同したこともあり、親子の共演に多くのギャラリーが注目しました。
また、長年ショーン選手を見守ってきた深堀圭一郎プロは、「アプローチの技術は父親そっくりで、時々『マル(茂樹プロ)か?』と見間違えることがある」とコメント。飛距離は父を超えるほどの実力を持っているそうです。
偉大な親を持つ選手は常に比較される運命にありますが、そのプレッシャーを受け止めながら、自分自身の道を切り開こうとしている丸山奨王選手。これからの活躍が楽しみですね。
丸山奨王(マルヤマショーン)のwiki風プロフィール
丸山奨王(マルヤマ ショーン)選手のプロフィールです。
生年月日 | 2000年6月2日 |
身長 | 172cm |
所属 | フリー |
ゴルフ歴 | 5歳~(父の影響) |
プロ転向 | 2022年8月22日 |
「いつかアメリカに戻ってツアーに挑戦したい」と語るマルヤマ・ショーン選手。
世界の舞台での活躍も期待されています!
丸山奨王(マルヤマショーン)の実家の家族・経歴まとめ
この記事では「丸山奨王(マルヤマショーン)選手」について
- アメリカ・ロサンゼルス出身で、国籍は日本
- 父はプロゴルファー・丸山茂樹さん
- カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業、学業にも励んでいた
- 2022年にプロ転向し、日本ツアーで活躍中
- 将来的にはアメリカでの挑戦も視野に入れている
ということについてお伝えしました。
マルヤマショーン選手の父・丸山茂樹プロがどんな人なのか気になる方はこちらをどうぞ。
マルヤマショーン選手のご両親や、父・丸山プロのこだわりについて知りたい方はこちらをどうぞ。
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