竹田麗央(たけだ りお)選手はダイヤモンド世代、年齢21歳のプロゴルファー。
賞金女王の叔母と、プロゴルファーの母を持ち、実家の父はゴルフショップ経営者というサラブレッド。どんな家族に囲まれて育ったのでしょうか?また、どのようにしてプロゴルファーになったのでしょうか?出身校や経歴を交えて竹田麗央選手にまつわるコトについてお伝えします。
竹田麗央の実家の家族はどんな人?
竹田麗央(たけだ りお)選手の実家は熊本県・合志市(こうしし)にあります。
ご両親はゴルフショップを経営しており、竹田選手は幼い頃からゴルフに親しむ環境で育ちました。お父様から道具のアドバイスを受けることもあり、ショップの試打コーナーを活用して練習に励んでいたそうです。
竹田麗央選手の「麗央(りお)」という名前の由来には、ちょっとユニークなエピソードがあります。
ある日、ゴルフショップに訪れたお客さんが「ブラジル」の話をはじめ
「リオで見てきたカーニバルはすごかとよ~!」
という一言が印象に残り名前の候補に入れていた「りお」に決めたのだとか。
- 父親 宜史(たかし)さん
- 母親 哲子(さとこ)さん
- 長男 有男(ゆうた)さん
- 長女 麗央(りお)選手
- 次男 征士朗さん
現在も家族仲が良く、5人でラウンドを楽しむこともあるそうです。ゴルフを通じた絆が深い素敵なご家庭ですね。
父親はゴルフショップ経営者
竹田麗央(たけだ りお)選手の父親は「宜史(たかし)」さんといいます。
宜史さんは熊本県合志市でゴルフショップ「ジップゴルフ」を経営しており、お店では定期的にゴルフコンペも開催されています。地元のゴルフ愛好家からも親しまれているようです。
宜史さんの学歴とスポーツ歴
- 法政大学第二高等学校(神奈川県) 卒業
- 法政大学 卒業
高校時代は野球部に所属し、活躍していたとのことです。
いつ頃からゴルフを始め、プロゴルファーの奥様とどのように出会ったのか、またゴルフショップを経営するに至った経緯は明らかになっていません。今後、竹田選手の活躍が続くことで、ご両親についてのエピソードも語られる機会が増えるかもしれませんね。
母親はプロゴルファーの平瀬哲子
お母親はプロゴルファーの「哲子(さとこ)さん」です。
ティーチングプロの資格もお持ちで、レッスン講師を務めていた経験もあります。
- 氏名 平瀬哲子 / Satoko Hirase(JLPGAには旧姓で登録)
- 生年月日 / 1968年4月28日
- プロ転向 / 1990年11月1日(生涯獲得賞金¥5,691,599)
- ゴルフ歴 / 17歳~
- スポーツ歴 / バレーボール
- 資格 / ティーチングプロフェッショナル資格 A級、JLPGAジュニアゴルフコーチ
📌プロフィールは 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) を参考にしています📌
また、哲子さんには1歳下の妹がいます。その妹もプロゴルファーであるため、ゴルフを始めたきっかけは家族の影響かもしれません。
哲子さんの父親(竹田麗央選手からみて祖父)は会社員で、年に数回ゴルフコンペに参加する程度だったそうです。それでも娘2人がプロゴルファーになったことを考えると、ゴルフのセンスがあったのかもしれませんね。
竹田麗央選手が幼少期から本格的にゴルフを学べたのは、母・哲子さんの影響が大きかったようです。哲子さんがコーチとして娘を指導し、試合にも帯同していました。
「パパコーチ」ならぬ「ママコーチ」だったのですね。
哲子さんは娘について「みなさんから愛される強い選手になってほしい」とコメントしています。
竹田麗央選手も、プロフィールの師弟関係の欄に「母親」と記載し、目標とする人物としても「母」を挙げています。親子の強い絆が感じられますね。
兄弟は野球で活躍。兄はキャディも務める
竹田麗央(たけだりお)選手は兄と弟に挟まれた、真ん中っ子です。
- 長男 有男(ゆうた)さん
- 長女 麗央(りお)選手
- 次男 征士朗さん
幼少期には兄弟とよく遊び、兄弟げんかでは負けなかったというエピソードも。
お兄さんと弟さんは野球をしていたため、竹田選手も野球が好きになり、特技に「野球」、趣味に「キャッチボール」と書くほどの野球好きです。
ちなみに武田麗央選手は「ジャイアンツの坂本選手のファン」なのだそうですよ。
兄・有男(ゆうた)さん
- 城北高校から日本体育大学・野球部に進学
- 首都大学リーグに出場し、矢沢宏太投手(現・日本ハム)と同期の内野手
竹田選手が「フジサンケイレディス」で2勝目を飾った際、キャディを務めたのが兄・有男さんでした。
ゴルフ経験はないものの、妹をサポートしたいという思いからキャディに挑戦。竹田選手も「ゴルフのアドバイスはもらえないけれど、やりやすいようにサポートしてくれた」と感謝の気持ちを述べています。今後も月に一度のペースでキャディを担当する予定とのことなので、兄妹での活躍が楽しみですね。
弟・征士朗(せいしろう)さん
- 九州東海大学の野球部に在籍
兄弟そろってスポーツに打ち込んでいることがわかりますね。
竹田麗央の叔母はプロゴルファーで賞金女王の平瀬真由美
竹田麗央(たけだりお)選手の叔母はプロゴルファーの「平瀬真由美(ひらせ・まゆみ)プロ」です。
母・哲子さんの妹にあたり、1993年・1994年には賞金女王に輝いた実績を持つ名選手です。
- 生年月日 / 1969年10月30日(哲子プロより1歳年下)
- プロ転向 / 1988年6月1日(生涯獲得賞金¥437,189,538)
- ゴルフ歴 / 11歳~
- 所属 / ダイキン工業
📌プロフィールは 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) を参考にしています📌
現在は4人の子どもの母親でありながら、ゴルフ解説者やレッスンコーチとしても活躍。さらに、シニアツアーにも参戦しています。
特に注目すべきは、2人目のお子さんを出産後にツアー復帰したこと。当時としては珍しい「ママゴルファー」の先駆け的存在でした。現在はワーキングママが増えていますが、当時は大変なことも多かったのではないでしょうか。
一方で、真由美さんのお子さんたちは全員ゴルフをしないそうです。「家族でゴルフをしたい」という夢があったそうですが、別の道を歩んでいるようですね。
竹田麗央選手は叔母・真由美プロについて「いつか賞金女王を獲った叔母を超えられるように頑張りたい」と語っています。
偉大な叔母を目標にしながら成長していく姿は、ファンにとっても楽しみですね。
竹田麗央の出身地はどこ?
竹田麗央(たけだりお)選手の出身地は熊本県・合志市(こうしし)です。
合志市は、熊本市の北東に位置し、熊本都市圏のベッドタウンとして発展してきました。自然に恵まれながらも、利便性の高い住宅地が広がり、「住みよさランキング」でも上位にランクインするなど、暮らしやすい地域として知られています。
熊本県といえばグルメも魅力!
熊本県には多くの名物グルメがあります。
- 熊本ラーメン(豚骨スープに黒マー油の風味が特徴)
- あか牛丼(赤身が特徴のあか牛を使用した贅沢な丼)
- 太平燕(たいぴーえん)(春雨を使った熊本の郷土料理)
- からし蓮根(辛子味噌を詰めたヘルシーな一品)
- いきなり団子(さつまいもと餡を包んだ熊本の伝統菓子)
また、熊本のご当地キャラクター「くまモン」は、食べることが大好きで、設定上「美味しいものを食べすぎてメタボ体型になった」というユニークなエピソードもあります。
スポーツ選手にとって、食事はパフォーマンスを支える大切な要素。竹田麗央選手も地元の美味しい食材を食べながら、日々の練習に励んできたのかもしれませんね。
竹田麗央の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
出身小学校|合志市立南ヶ丘小学校|小学生から大会で優勝
竹田麗央(たけだりお)選手は地元の公立校、合志市立南ヶ丘小学校に通いました。
プロゴルファーである母・平瀬哲子さんの勧めで6歳からゴルフを始め、小学生の頃にはすでに大会で優勝する実力を身につけていました。
また、母親の考えで「ゴルフもリズム感が大切」とし、幼少期には水泳やヒップホップスクールにも通っていたそうです。多様なスポーツ経験が、後のゴルフ技術向上にも役立ったのかもしれません。
小学生時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2015 | オフィスバークレーCUP TKUジュニアゴルフ選手権(小学生の部) | 優勝 |
出身中学|合志市立合志中学校
竹田麗央(たけだりお)選手の出身中学は「合志市立合志中学校」です。
中学も地元の公立校に進学しました。
引き続きゴルフの腕を磨き、競技に励みました。
中学時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2016 | KABジュニアゴルフ大会(中・高女子の部) | 2位 |
2017 | 熊日トーナメント(ジュニア女子の部) | 3位タイ |
2018 | 九州ジュニアゴルフ選手権競技(女子12~14歳の部) | 3位 |
出身高校|熊本国府高等学校|ローアマ獲得
高校は私立校の熊本国府(くまもとこくふ)高等学校へ進学。
この頃になると、アマチュアながらプロの大会にも出場するようになります。
高校時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2019 | 九州ジュニアゴルフ選手権(女子15~17歳の部) | 優勝 |
2020 | 九州高等学校ゴルフ選手権 | 優勝 |
2021 | KKT杯バンテリンレディスオープン | 4位(ローアマ) |
2021 | 日本女子オープンゴルフ選手権 | 7位(ローアマ) |
特に、「KKT杯バンテリンレディスオープン」や「日本女子オープンゴルフ選手権」でローアマチュア(アマチュア選手の中で最高成績)を獲得するなど、実力の高さを示しました。

竹田麗央のプロ転向
竹田麗央(たけだりお)選手は2021年11月5日、プロゴルファーに転向しました。
高校3年生(2021年)の時にプロテストを受験し、一発合格。
しかも、合格者20人中5位という好成績で通過し、余裕を持ってプロ入りを果たしました。
そのまま大学には進学せず、プロゴルファーとしてのキャリアをスタート。
目標とする人物には「母」「ダスティン・ジョンソン」「ロリー・マキロイ」を挙げています。
幼い頃から積み重ねてきた努力が実を結び、プロの舞台で活躍する姿に期待が高まります。
竹田麗央は何回優勝している?
竹田麗央(たけだりお)選手の優勝回数はこちら。
- 日本:8勝(メジャー2勝)
- 海外:2勝
以下はそのなかでも代表的なものです。
年度 | 大会名 | 順位 | 獲得賞金 | |
---|---|---|---|---|
2025 | ブルーベイLPGA | 優勝 | $375,000 | |
2024 | TOTOジャパンクラシック | 優勝 | $45,000,000 | |
2024 | 日本女子オープン | 日本メジャー | 優勝 | ¥30,000,000 |
2024 | ソニー日本女子プロゴルフ選手権 | 日本メジャー | 優勝 | ¥36,000,000 |
2024 | フジサンケイレディス | 兄がキャディを担当 | 優勝 | ¥14,400,000 |
2024 | KKT杯バンテリンレディス | ツアー初優勝 | 優勝 | ¥18,000,000 |
ツアー初優勝は地元・熊本で達成
竹田麗央選手のツアー初優勝は、地元・熊本の「KKT杯バンテリンレディス」(熊本空港カントリークラブ)での快挙でした。
このコースは、小学1年生の時に初めてラウンドし、高校時代も週に1回通っていた場所。そんな思い出の詰まった地元での優勝は、竹田選手にとって特別なものだったようです。
試合後、叔母であり元賞金女王の平瀬真由美プロからは「おめでとう、初心を忘れずに」という祝福のメッセージが届きました。プロとしての姿勢を大切にする平瀬プロらしい言葉ですね。
竹田麗央のwiki風プロフィール
竹田麗央(たけだ りお)選手のプロフィールです。
氏名 | 竹田 麗央(Rio Takeda) |
所属 | ヤマエグループホールディングス |
出身地 | 熊本県合志市(こうしし) |
生年月日 | 2003年4月2日(22歳) |
身長 | 166cm |
血液型 | O型 |
ゴルフ歴 | 6歳~ |
プロ転向 | 2021年11月5日(高校3年生でプロ入り) |
スポーツ歴 | 水泳、ダンス、陸上 |
好きな色 | ピンク |
身体能力の高さも武器!
幼少期から水泳、ダンス、陸上競技を経験。ゴルフ以外のスポーツを通じて培った身体能力が、現在の安定したスイングや持久力につながっているのかもしれませんね。
大好きなピンクカラー
竹田麗央選手の好きな色はピンク。
グリップの色もピンク、ボールのオウンネームも淡いピンクで「RIO」とプリントしているそうです。
試合中のウェアや小物にもピンクを取り入れることが多く、プレースタイルだけでなくファッションにもこだわりを持っていることが伺えますね。
竹田麗央の実家の家族・経歴まとめ
この記事では竹田麗央(たけだ りお)選手について
- 実家はゴルフショップを経営
- 母親は平瀬哲子プロ、叔母は賞金女王の平瀬真由美プロ
- 兄弟は野球で活躍、ゴルフ未経験の兄がキャディを務めることもある
- 高校生でローアマを獲るなど、ジュニア時代から頭角を現す
- 高校3年生でプロテストに一発合格
という事についてお伝えしました。
「目標は世界で活躍するプロゴルファーになること」という竹田麗央選手に注目です。
竹田麗央選手の同期「天本ハルカ」選手はプロテストに5度挑戦
竹田麗央選手の同期、長崎の星「櫻井心那」選手はプロテスト一発合格
コメント