濃いヒゲがトレードマークのジョン・ラーム・ロドリゲス。スペイン出身のプロゴルファーで、「世界最強の男」とも称される実力の持ち主です。
プロ転向からわずか4年で世界ランキング1位を獲得。このスピード記録は、あのタイガー・ウッズ、ジョーダン・スピースに次ぐ史上3番目という快挙です。さらに、2023年には世界で最も稼いだアスリートランキングで2位にランクイン。ゴルフ界ではトップで、その収益は日本円にして約303億円!(ちなみに、大谷翔平選手は16位で103億円でした)
そんなジョン・ラーム選手のプライベートにも注目!結婚しているの?妻はどんな人?子供はいる?実家の家族は? 彼の素顔に迫ります!
ジョン・ラームの妻はどんな人?結婚や子どもについて詳しく紹介!
ジョン・ラームは、2019年12月13日に結婚。お相手は、アメリカ出身のケリー・ラームさんです。結婚式は、ラームの母国スペインで行われました。
ケリーさんは1994年2月生まれで、ジョン・ラームと同い年。オレゴン州レイクオスウィーゴ出身で、大学時代は槍投げの選手として活躍していました。スポーツに精通しているだけでなく、ジョンのキャディを務めたこともある頼もしいパートナーです。
ふたりの出会いは、アリゾナ大学時代のハロウィンパーティー。当時、英語が話せなかったジョンに英語を教えたのがケリーさんでした。実は、大学のゴルフコーチから「スペイン語を話したら腕立て伏せ」というルールを課せられていたとか。言語習得には「恋人を作るのが一番」とよく言われますが、まさにその通りですね!
さらに、ケリーさんはジョンの15kgものダイエットをサポート。スポーツ栄養学に詳しく、アスリートの体づくりに関する知識も豊富だったことが、成功の秘訣だったようです。
大学卒業前に婚約したふたりは、アリゾナ州に新居を構えました。新居はケリーさんの実家の近くで、ラームの優しさが伝わりますね!
ジョン・ラームの子どもは2人!イクメンすぎる一面も?
ジョン・ラームとケリーさんの間には2人の息子がいます。
長男誕生の際、ラームは「世界中の女性に新たな敬意を表した」とコメント。徹夜でおむつを交換したものの、「赤ちゃんにとって、一番必要なのはやっぱりママ」と痛感したそうです。そのため、妻の体調や食事を気遣うことを最優先にしたのだとか。
さらに、ジョン・ラームは「出産と試合が重なったら迷わず欠場する」とも公言。実際、試合が続く中でも育児を積極的にサポートしており、帰国後は「もっと息子に関わりたい。お手伝いしたい」と妻に伝えたそうです。
年末のオフシーズンには、息子と一緒にお風呂に入ったり、夜泣きの対応をしたりと、育児にどっぷり参加。「息子の世話をするのが本当に楽しい」と語るなど、まさにイクメンぶりを発揮しています。
ゴルフ選手の中には「育児は妻やシッターに任せて、自分はプレーに集中する」というタイプもいますが、ジョン・ラームは家族との時間を最優先!海外の選手らしい価値観ですが、最近は日本のパパたちも育児に積極的な人が増えてきましたよね。
2人の息子たちも、両親のDNAを受け継ぎアスリートに成長するかも!? 将来が楽しみですね!
ジョン・ラームの出身地や家族は?ゴルフとの出会いについても紹介!
ジョン・ラームの出身地と家族構成
ジョン・ラームの出身地は、スペイン・バスク州ビスカヤ県バリカ。人口1,200人ほどの海沿いの小さな町です。
家族構成は、父・エドルタさん、母・アンジェラさん、兄・エリズさんの4人家族。
🔹 父・エドルタさん … ガソリン業界で勤務
🔹 母・アンジェラさん … 助産師
🔹 兄・エリズさん … セットデザイナー&ゴルフインストラクター資格保持
ジョン・ラームは、特別なお金持ちの家ではなく、ごく普通の一般家庭で育ちました。
ジョン・ラームがゴルフを始めたきっかけ
バリカ村ではゴルフをする人はほとんどいませんでした。そんな環境でジョンがプロゴルファーを目指すことになったきっかけは、父・エドルタさんが1997年にスペインで開催された「ライダーカップ」を観戦したこと。
ライダーカップとは?
🏆 アメリカ vs ヨーロッパの団体戦
📅 2年に1度開催(持ち回り開催)
🔥 欧米では超人気イベントだが、日本ではあまり知られていない
ゴルフ好きなエドルタさんは、この試合に刺激を受け、家族で週末にゴルフを始めるようになります。
幼いジョンも最初はついて行くだけでしたが、ジュニア大会に出場し優勝を重ねるうちにゴルフに夢中に。
そして、スペインの英雄・セベ・バレステロスに憧れ、プロを目指すようになりました。
ジョン自身も「もし父がライダーカップを観戦していなかったら、自分はゴルファーになっていなかったかもしれない」と語っています。
たった一つの出来事が、300億円を稼ぐプロゴルファー誕生のきっかけになったとは、人生は何が起こるかわかりませんね!
超負けず嫌い!ジョン・ラームの性格とメンタル
ジョン・ラームは、どんな悪天候でも「練習が楽しい」と言うほど、ゴルフに熱中。
さらに、「他人ではなく、自分に勝つのが楽しい」と自己分析するほどの究極の負けず嫌いです。
プロゴルファーは負けず嫌いな選手が多いですが、ジョンの場合はその中でも特に強い意志を持っています。
驚くべきことに、一度もゴルフを嫌いになったことがないそうです。
スペインで高校生活を送り、その後アメリカへ渡りアリゾナ州立大学に進学。
大学時代も圧倒的な成績を収め、年間最優秀選手に贈られる「ベン・ホーガン・アワード」を2回受賞(史上初)。
英語も話せない状態でアメリカに渡り、これほどの快挙を成し遂げたジョンのメンタルは、まさに規格外ですね!
そして、2016年にプロ転向。
ジョン・ラームは怒りん坊!?性格の変化とは?
ジョン・ラームは感情の起伏が激しい選手として有名でした。
試合中にミスをすると、
💥 クラブをフェアウェイに叩きつける
💥 ルール委員に詰め寄る
など、かなり感情を表に出すタイプでした。
当時、同じ組でプレーした松山英樹選手も「怖かった…」と話していたとか😅💦
妻・ケリーさんの証言
🔹 帰宅後も部屋に閉じこもり、壁や床を叩いたり蹴ったりする音が…
🔹 しばらく放っておくと「お腹すいた」と言って出てくる
ケリーさん曰く、「子どものような大人」。
それでも「誰よりも勝ちたいという気持ちを持っている」と語り、夫を温かく見守っていました。
しかし、お子さんが誕生すると、ジョンの中に変化が。
「尊敬される父親になりたい」と考えるようになり、感情をコントロールするようになったそうです。
子どもの存在ってすごいですね!
ジョン・ラームのユニークなクセ「くるりんぱ」
ジョン・ラームには、パターが入らないと「くるりんぱ」してしまうクセがあります。
(くるりんぱ=パターをクルッと回す動作)
怒りっぽい性格は落ち着いてきましたが、試合中の「くるりんぱ」は今後も見られるのか…気になるところです!
今後、どんな進化を遂げるのか?
ジョン・ラームのプレーに注目ですね!
ジョン・ラームのwiki風プロフィール
ジョン・ラームのプロフィールです。
氏名 | ジョン・ラーム(Jon Rahm Rodríguez) |
国籍 | スペイン |
出身地 | スペイン・バスク州ビスカヤ県バリカ |
生年月日 | 1994年11月10日(29歳) |
身長 | 188cm |
体重 | 99kg |
プロ転向 | 2016年 |
出身校 | アリゾナ州立大学 |
ゴルフ歴 | 幼少期からスタート、ジュニア大会で優勝し本格的にのめり込む |
性格 | 短気だけど素直 |
憧れの選手 | セベ・バレステロス(スペインの英雄的プロゴルファー) |
ジョン・ラームのニックネームは「ランボー」。シルベスター・スタローン主演の映画『ランボー』の主人公、ジョン・ランボーと名前が似ていることが由来です。
ただし、名前が似ているだけではなく、プレースタイルや試合中の気迫、時には感情を爆発させる姿から「まるで戦士のようだ」と言われたことも関係しているのだとか。ご本人はこのニックネームをどう思っているのか、ちょっと気になりますね。
ちなみに、お兄さんはラームとは対照的に、のんびりした性格なんだそうですよ。兄弟でも性格が違うのは面白いですね!
ジョン・ラームまとめ
この記事では ジョン・ラーム について
- 出身地はスペイン・バスク州ビスカヤ県バリカ。
- 父親の影響でゴルフをはじめ、大学進学を機に渡米。
- 妻はアリゾナ大学在学中に知り合ったケリーさん。同い年でスポーツ万能。
- 子どもは男の子ふたり。
という事についてお伝えしました。
世界最強の男がどこまでいくのか?注目です。
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