黄金世代の女子プロゴルファーとして活躍する植竹希望(うえたけ のぞみ)選手。
ツアー屈指の美しいスイングの持ち主としても知られています。
そんな植竹希望選手の家族について、これまでの経歴やエピソードを交えてご紹介します。
植竹希望の実家の家族はどんな人?
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手の実家は東京都です。
- 父親
- 母親
- 長女 希望選手:本人
- 次女 愛海さん:ゴルフ経験者
ご両親は公の場に登場されておらず、詳しい情報も公表されていません。お母様の氏名については一部のメディアで触れられているようですが、当サイトではプライバシーを尊重し、記載を控えさせていただきます。
父親はどんな人?
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手のお父様については、詳細な情報は公表されていませんが、ゴルフとサーフィンが趣味であることが知られています。
また、植竹希望選手が高校2年生のときに両親は離婚。
しかし、その後も父親は娘のゴルフ人生を支え続けたといいます。
ゴルフは経済的にも負担の大きいスポーツですが、お父様は送迎や練習環境の提供など、可能な範囲で支援を続けてこられました。
母親はどんな人?
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手の母親は、娘のプロゴルファーとしての夢を支え続けてきた存在です。
植竹希望選手が高校2年生のときからシングルマザーとして二人の娘を育てる中、仕事を掛け持ちしながら生活を支えてきました。
経済的に厳しい時期もありましたが、「あなたならできる、大丈夫。好きなことをやりなさい」と常に娘を励ましてきたそうです。
高校時代、植竹希望選手はゴルフ場でアルバイトをしながら競技を続けていましたが、母親の支えがあったからこそプロを目指す道を諦めずに進むことができたのでしょう。
植竹希望の妹・愛海(なるみ)さんはプロゴルファーを目指している?
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手には、妹の愛海(なるみ)さんがいます。
愛海さんも姉の影響で5歳からゴルフを始め、現在プロテストに挑戦中です。
母親は、姉だけでなく妹の試合の送迎やサポートも続けてきたといいます。
氏名 | 植竹愛海(Narumi Uetake) |
生年月日 | 2000年12月28日 |
身長 | 157cm |
ゴルフ歴 | 5歳~(姉の影響) |
ベストスコア | 67(千葉 野田) |
また、愛海さんは「早くプロテストに合格して親孝行をしたい」と語っており、姉の背中を追いかけながら努力を続けています。
プロテスト合格後には、姉・希望選手が妹にプレゼントを贈る約束をしているそうです。
姉妹そろってツアーで活躍する日が来るのが楽しみですね。
植竹希望の出身地|ゴルフをはじめたきっかけ
植竹希望(うえたけのぞみ)選手は、東京都葛飾区出身のプロゴルファーです。
ゴルフを始めたのは4歳のとき。きっかけは父親の影響でした。
ご両親はサーフィンが大好きで、ゴルフよりもサーフィンがメインのライフスタイルだったそうです。
その影響で、植竹希望選手も幼少期から水泳を習っていました。水泳とゴルフを両立しながら、小学生の頃は「ゴルフはストレス発散のための息抜き」だったといいます。
小学生の頃からゴルフを本格的に練習し、将来のプロへの道を歩み始めました。
植竹希望の学歴|ジュニアゴルファーからプロ転向までの歩み
出身小学校|葛飾区立南奥戸小学校|ゴルフの練習環境
植竹希望(うえたけのぞみ)選手は、小学生時代から本格的にゴルフの練習を始めました。
千葉県松戸市にある「梨香台ゴルフガーデン」でショートコースの練習を重ね、クラブの仕組みやグリップ交換なども学んだといいます。
また、植竹希望選手は「大山志保プロ」に憧れを抱いていました。
氏名 | 大山 志保(Shiho Oyama) |
生年月日 | 1977年5月25日 |
出身地 | 宮崎県 |
ツアー通算 | 18勝(レギュラーツアー) |
小学2年生のとき、フジサンケイレディスで大山プロが20m超のバーディパットを決めて優勝した姿を見て、大ファンになったそうです。
大竹志保プロのウェアの色やガッツポーズの仕方をマネするほど好きだったそうですよ。
その後、大山プロが練習していたゴルフ場に通い、練習場のスタッフから「志保ちゃんは毎日真っ暗になるまでパターを練習していたよ」と聞くと、自分も同じように練習に励んだといいます。
小学生時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2010 | JJGAロレックスジュニアゴルフチャンピオンシップ | 2位タイ |
2010 | JJGAタイガー魔法瓶カップ決勝大会 | 2位 |
2010 | JJGA石川遼カップ決勝大会 | 3位 |
2010 | 全国小学生ゴルフ大会(女子の部) | 3位タイ |
2011 | 関東ジュニアゴルフ選手権 | 2位 |
2011 | 日神カップジュニアオープン | 3位タイ |
2011 | JJGA石川遼カップ決勝大会 | 2位 |
植竹希望の出身中学|葛飾区立奥戸中学校|ゴルフ1本への転向
植竹希望(うえたけのぞみ)選手は、中学生の頃まで水泳とゴルフを両立していました。
しかし、中学2年生で水泳をやめ、ゴルフ一本に専念。
中学3年生のときには「プロになる」と決意し、全国大会でも優勝を経験しています。
幼少期からの水泳経験がゴルフのフィジカルトレーニングにも役立ったのかもしれません。
中学時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2012 | 関東ジュニアゴルフ選手権 | 優勝 |
2013 | 関東女子ゴルフ選手権 | 3位タイ |
2014 | 東日本パブリックアマチュアゴルフ選手権 | 優勝 |
植竹希望の出身高校(日出高等学校)|試練の時期
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手は日出高等学校(現・目黒日本大学高等学校)に進学しました。
高校時代は、思うようにプレーできない時期もあったようです。
腰痛を抱えながら練習を続けていたところ、遅れを取り戻そうと打ち込みを続けた結果、右手首を疲労骨折してしまいました。
同世代の選手が試合で活躍する中、自身は思うようにプレーできず、悔しい思いをしたといいます。
そんな中で植竹希望選手が夢中になったのが「将棋」でした。「体は休めても、頭を使うトレーニングはできる」と考え、インターネット将棋で一局5時間を超えることもあったそうです。
プロゴルファーの中には幼少期から囲碁や将棋を学び、戦略的思考を養った選手も多くいます。
植竹希望選手にとっても、この経験がゴルフのメンタル面での強化につながったのかもしれません。
高校時代の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2015 | 関東女子ゴルフ選手権 | 3位 |
2015 | 東日本女子パブリックアマチュアゴルフ選手権 | 2位タイ |
2016 | 関東ジュニアゴルフ選手権(女子15~17歳の部) | 🏆優勝🏆 |
大学への進学は?|プロテスト一発合格
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手は、大学には進学せず、プロゴルファーの道を選びました。
2017年にプロテストに一発合格し、プロとしてのキャリアをスタート。
しかし、2019年までのレギュラーツアーでの獲得賞金は0円と、プロの厳しさを実感する時期が続きました。
賞金だけで生計を立てるのが難しいゴルフ界では、試合のない期間はレッスン活動などで収入を得る選手も多く、植竹希望選手もその一人だったようです。
そんな中で努力を続け、2022年には念願のツアー初優勝を果たしました。
植竹希望のコーチ
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手は、プロ転向当初は特定のコーチをつけず、男子プロの友人にアドバイスを求めたり、一流選手のプレーを研究しながら独学で技術を磨いていました。
松澤知加子プロ(2019年~)
しかし、2019年から松澤知加子(まつざわ ちかこ)プロに師事。
松澤プロはツアー優勝経験を持ち、指導者としても選手のメンタル面を重視した指導を行っています。
植竹希望選手は「メンタルトレーニングを取り入れたことで、アプローチの際の恐怖心が和らいだ」と語っており、コーチをつけたことでプレーの安定感が増したようです。
氏名 | 松澤 知加子(Chikako Matsuzawa) |
生年月日 | 1968年1月26日 |
出身地 | 神奈川県 |
ツアー通算 | 1勝(レギュラーツアー) |
西川哲プロ(2023年~)
2023年からは、西川哲(にしかわ てつ)プロに指導を受けています。
西川プロはツアー通算3勝を誇る実力派で、植竹選手の妹・愛海(なるみ)さんが西川プロに指導を受けていたことが縁となり、コーチをお願いすることになりました。
西川プロは植竹選手について「素質があり、実力を発揮できるよう進めている」とコメントしており、さらなる成長が期待されます。
氏名 | 西川 哲(Tetsu Nishikawa) |
生年月日 | 1968年5月2日 |
出身地 | 東京都 |
ツアー通算 | 3勝(レギュラーツアー) |
植竹希望は何回優勝している?
植竹希望(うえたけのぞみ)選手は通算1勝しています。
プロ転向後の主な成績
年度 | 大会名 | 順位 |
---|---|---|
2022 | ニトリレディスゴルフトーナメント | 2位 |
2022 | NEC軽井沢72ゴルフトーナメント | 2位 |
2022 | KKT杯バンテリンレディスオープン \ツアー初優勝/ | 優勝 |
2022 | 明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント | 2位 |
2021 | 住友生命Vitalityレディス東海クラシック | 2位 |
2022年、「KKT杯バンテリンレディスオープン」にて、4人によるプレーオフを制し、プロツアー初優勝を達成しました。
プレーオフでは、西村優菜選手、吉田優利選手、小倉彩愛選手という強豪との接戦を繰り広げ、約2時間にわたる激闘の末に勝利。プロ入り5年目での快挙となりました。
植竹希望のwiki風プロフィール
植竹希望(うえたけ のぞみ)選手のプロフィールです。
氏名 | 植竹希望(Nozomi Uetake) |
所属 | サーフビバレッジ |
出身地 | 東京都葛飾区 |
生年月日 | 1998年7月29日(26歳) |
身長 | 170cm |
血液型 | O型 |
ゴルフ歴 | 4歳(父の影響) |
プロ転向 | 2017年7月29日 |
趣味 | 読書、映画鑑賞、絵画 |
好きなスポーツ | プロ野球(ヤクルトスワローズの大ファン) |
尊敬する選手 | 大山志保プロ、アダム・スコット選手 |
植竹選手は、美術が得意で、小学5年生の頃から風景の模写を始めたそうです。「漫画や写真を見て、それを写すのが楽しい」と語っており、絵を描くこともリラックス方法の一つになっているようです。
植竹希望選手は「黄金世代」のプロゴルファーです。

植竹希望選手は「黄金世代」と呼ばれる1998年度生まれのプロゴルファーの一人です。
黄金世代は、畑岡奈紗選手、小祝さくら選手、渋野日向子選手など、実力派選手が揃う強力な世代。
植竹選手はその中で10人目の優勝者となり、涙ながらに「やっと黄金世代の優勝者になれて嬉しい」と語りました。
現在、海外でも活躍する同世代の選手に追いつくべく、さらなる成長を目指しています。
植竹希望の実家の家族・経歴まとめ
この記事では 植竹希望(うえたけ のぞみ)選手 について
- 母はシングルマザーで植竹姉妹を支えてきた
- 姉妹揃ってゴルフで活躍
- 妹はプロテストに挑戦中
- プロ転向後5年目に初優勝
ということについてお伝えしました。
星野陸也選手も植竹希望選手と同じく「中国将棋」をゴルフに活かしています。
丸山茂樹プロは「囲碁、将棋が趣味だった父・護さん」から「囲碁の幼児教育法」を受けています。
コメント
植竹プロのお父さんの会社の後輩です
20年以上ダブルワークで夜中にトラック運転手のバイトしてゴルフ資金つくって
4才からゴルフやらせていたんですよ
高校2年で別居してお金を送り続けてたらしいですが別居のショックとダブルワークの疲労で倒れて入院
それでお金を送れなくなりゴルフ資金が足りなくなったと聞きましたよ
プロテストもお金がかかるので全財産持っていかせたらしいです
植竹さん、練習場、コースの送迎もしてましたよ。体を壊して入院するの当たり前ですよ。
中学3年でレギュラーツアーで最終日最終組回れる実力でしたから結果19位でしたが。元奥さんの
パートのダブルワークでゴルフやらせられるわけないですよ。
普通考えればわかりますよ
高橋義和さま
コメントくださり、ありがとうございます。
高橋さまは植竹プロのお父様の会社の後輩でいらっしゃるんですね。
私では知りえない情報を共有くださり感謝致します。
お父様が大変なご苦労をなさったとのこと、とても胸が痛みます。
入院までされたとは、お父様の体調が快方に向かわれていることを切に願っております。
練習場やコースの送迎はお母様だけでなく、お父様も協力されていたのですね。
ダブルワークに時間のかかる送迎が重なれば、愛娘のためとはいえ、心身ともに相当負荷がかかったことでしょう。
「大変でしたね」と、ひとことで済むようなご状況ではなかったことと推察致します。
お子さん達への深い愛情と、表には語られていない物語で胸がいっぱいになりました。
高橋さまも、植竹プロのお父様が会社の先輩ということでさぞかし心配されたのではないでしょうか。
お父様は別居後も資金や送迎など、身を粉にして惜しみない援助を続けてこられたこと。
植竹プロと妹さんはお母様だけでなく、お父様にも溢れる感謝でゴルフを続けていらっしゃること。
この事実を認識できたことに、大変感謝致します。
一部記事に反映させていただきますが、問題ございましたらご指示くださいませ。
植竹プロはじめ、お父様、ご家族に多くの幸せが訪れますように。
高橋さま、誠にありがとうございました。