スコッティ・シェフラーは世界ランキング1位、賞金ランキング1位を誇る、まさにゴルフ界のトップスターです。
この記事ではスコッティ・シェフラーについてこんなことを深掘りしていきます。
- 優勝回数は？（そのうちメジャーは何勝？）
- 世界ランキングと賞金ランキング、累計獲得賞金はいくら？
- キャディの報酬は7億円越え！
- 実家の家族はどんな人？
それでは見てみましょう。
スコッティシェフラーは何回優勝している？
世界屈指の実力派ゴルファー、スコッティ・シェフラーのこれまでの優勝実績は以下の通りです。
- PGAツアー（米国）通算：16勝（うちメジャー3勝）
- ヨーロピアンツアー：4勝
- パリ五輪 金メダル
なかでも注目すべきは、メジャー3勝のうち、マスターズで2度の優勝を果たしていること。2022年、2024年のマスターズに加え、2025年には全米プロゴルフ選手権を制覇。まさに圧巻の快進撃です。
今後注目されるのは、グランドスラム（※4大メジャー全制覇）の達成なるかどうか。全英オープン、全米オープンのタイトルも期待が高まっています。
| 年度 | 大会名 | 順位 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 全米プロゴルフ選手権 | 🏆優勝🏆 | $3,420,000 |
| 2024 | マスターズ | 🏆優勝🏆 | $3,600,000 |
| 2022 | マスターズ | 🏆優勝🏆 | $2,700,000 |
男子ゴルフの頂点｜世界4大メジャーとは？
男子プロゴルフの世界には、誰もが夢見る“特別な舞台”があります。それが、男子ゴルフ4大メジャー大会です。
世界中のトッププレーヤーがしのぎを削るこの4大会での優勝は、プロゴルファーにとって最高の名誉。勝者の名前は、ゴルフ史に永遠に刻まれると言っても過言ではありません。
4大メジャーは以下の通りです：
- マスターズ・トーナメント（アメリカ／オーガスタ・ナショナルGC）
唯一の“招待制”。グリーンジャケットが象徴的。 - 全米プロゴルフ選手権（アメリカ／コース持ち回り）
世界ランク上位と招待選手のみが出場できる、真の実力勝負。 - 全米オープン（アメリカ／コース持ち回り）
“世界一タフなセッティング”とも言われる過酷な大会。 - 全英オープン（イギリス／コース持ち回り）
世界最古のメジャー。リンクスコースと風との戦いが名物。
そして、この4大会すべてを制覇することを「キャリア・グランドスラム」と呼びます。達成できるのはほんの一握り。タイガー・ウッズやジャック・ニクラスといったレジェンドたちが名を連ねています。
ちなみに、松山英樹選手が日本人初のメジャー制覇を成し遂げたのは「マスターズ・トーナメント」（2021年）。あの瞬間、多くの人がゴルフに心を動かされたことでしょう。
スコッティ・シェフラーの世界ランキングと獲得賞金
スコッティ・シェフラーは、プロ転向後から右肩上がりで実力を磨き続け、今や“世界ランキング1位の常連”としてゴルフ界にその名を刻んでいます。
以下は、2019年から2024年までのランキング推移です。
| 年度 | 世界ランキング | 賞金ランキング | 獲得賞金(米ドル) |
|---|---|---|---|
| 2024 | 1位 | 1位 | 29,228,357 |
| 2023 | 1位 | 1位 | 21,014,342 |
| 2022 | 2位 | 1位 | 14,046,910 |
| 2021 | 19位 | 19位 | 4,505,589 |
| 2020 | 31位 | 22位 | 2,833,438 |
| 2019 | 67位 |
彼のゴルフは「波がない」と称されるほど安定感があり、強いメンタルと精密なショットが最大の武器。その結果として、生涯獲得賞金はすでに日本円で110億円超え（※2024年時点）という驚異的な数字を記録しています。
そして何よりも注目すべきは、まだキャリアの途中であること。今後の活躍次第では、さらなる記録更新が期待されます。
トップに立ち続けることの難しさを知るゴルフ界において、シェフラーの強さはまさに“本物”です。
スコッティ・シェフラーのキャディの推定報酬は7億円越え
スコッティ・シェフラーのキャディを務めているのは、名キャディの「テッド・スコットさん」。50代のベテランで、これまでに数々のトッププロとコンビを組んできた“キャディ界のレジェンド”です。
さて、このスコットさん、シェフラーとタッグを組んでからの推定報酬はなんと7億円以上（2024年時点）！思わず「えっ、プロゴルファーじゃなくてキャディですよね？」と確認したくなるような金額です。
プロゴルファーのキャディは選手の賞金の5〜10％を受け取るのが一般的ですから、シェフラーに帯同するキャディならば納得の数字です。
ところで、シェフラーがスコットさんにキャディを依頼したとき、ちょっとユニークな「契約条件」があったそうです。
それは……
「プレー中に怒りを抑える努力をすること」。
どうやら昔のシェフラーはパターが入らないと眉間にシワが寄るタイプだったようで。でもスコットさんと約束してからは感情をコントロールするようになり、なんと2022年に賞金王＆世界ランキング2位を達成！
さすがは“メンタルの魔術師”スコットさん。ゴルフ専門誌『ゴルフダイジェスト』も彼をこう絶賛しています。
「スコットはジョークの天才。ピンチな場面でもスッと気の利いた言動で、雰囲気を変えることができるんです」
戦略だけでなく、メンタル面のサポートにも長けたスコットさん。現在の冷静沈着なシェフラーの裏には、こんな頼もしい“名バディ”の存在があったんですね。
スコッティシェフラーの出身地と実家の家族
スコッティ・シェフラーはアメリカ・ニュージャージー州の生まれ。まだ幼いころ、お母様の仕事の関係で家族でテキサス州ダラスへ引っ越しました。
現在も地元ダラスを拠点にしており、根っからの“テキサス育ち”として知られています。
そんなシェフラー選手を支えてきたのは、6人家族の温かな絆。4人きょうだいの長男として生まれ、にぎやかな家庭で育ちました。
家族構成
| 父親 | スコットさん | Mr. Scott Scheffler | 専業主夫 |
| 母親 | ダイアンさん | Ms. Diane Scheffler | 法律事務所のCOO |
| 長男 | スコッティさん | Mr. Scottie Scheffler | 本人 |
| 長女 | キャリーさん | Ms. Callie Scheffler | キャディ経験あり |
| 次女 | モリーさん | Ms. Molly Scheffler | |
| 三女 | サラさん | Ms. Sara Scheffler |
母・ダイアンさんはビジネス界で活躍
お母様のダイアン・シェフラーさんは、法律事務所のCOO（最高執行責任者）としてニューヨークの大手「Foley Hoag LLP」で働くキャリアウーマン。
シェフラー選手はインタビューで「母の働き方にずっと憧れていた」と語っており、プロとしての姿勢にもその影響が感じられます。
父・スコットさんは専業主夫として育児に奮闘
一方、お父様のスコット・シェフラーさんは、家庭にしっかり寄り添う専業主夫。
4人の子育てと家事を担いながら、息子スコッティの練習にも付き添っていました。
ダラスにある名門「ロイヤルオークスカントリークラブ」のメンバーとして、父子でクラブに通うのが日課だったそうです。
実はシェフラー選手が6歳でクラブメンバーになったのも、お父様の「小さくても本気でやる子には場所を与えるべきだ」という想いからだったとか。
2022年、マスターズ初優勝を果たしたシェフラー選手。その直後、お父様が感極まってかけた言葉が話題になりました。
「スコッティ、お前はいいゴルファーになる前に、いい人間になった。それが一番うれしい。」
シェフラー家は、実力だけでなく“人としてどう生きるか”を大切にしてきた温かいファミリー。彼の落ち着いた佇まいには、こうした家庭の愛情がしっかりと根づいているのですね。
妹・キャリーさんはキャディ経験も
兄弟の中でも特に仲が良いとされるのが妹のキャリーさん。
トーナメントでシェフラー選手のキャディを務めたこともあるそうです。
家族ぐるみでゴルフに親しみつつ、「一つのことに偏らないように」と、親御さんはゴルフ以外のスポーツ体験も重視。
そのため、シェフラー選手はバスケットボールにも夢中になった時期があり、その運動経験が今の柔軟な身体の使い方やバランス感覚に繋がっているのかもしれませんね。
スコッティシェフラーのwiki風プロフィール
スコッティー・シェフラーのプロフィールです。
| 氏名 | スコッティ・シェフラー（Scottie Alexander Scheffler） |
| 出身地 | ニュージャージー州リッジウッド |
| 生年月日 | 1996年6月21日（年齢29歳） |
| 身長 / 体重 | 190cm, 91kg |
| ゴルフ歴 | 6歳～（父親の影響） |
| プロ転向 | 2018年 |
| 出身校 | テキサス大学 |
| 性格 | 真面目 |
スコッティ・シェフラーが大切にしているのは、
「人のプレーはコントロールできない。だからこそ、立ち向かう相手はゴルフコースそのものなんだ」
という考え方。
試合中も、まわりのスコアや状況に惑わされず、自分のプレーにしっかり集中することを何より大切にしています。このブレない姿勢が、彼の安定した成績につながっているのでしょうね。
スコッティ・シェフラーのまとめ
この記事ではスコッティ・シェフラーについて以下の内容をお届けしました。
- 世界ランキング・賞金ランキングともに堂々の1位を獲得した経験あり。まさに“世界一”の実力者。
- 累計獲得賞金は100億円を軽く超えており、現在も記録を更新中です。
- キャディは名手テッド・スコット氏。報酬はなんと7億円超えとも言われ、名コンビとして知られています。
- 出身はアメリカ・ニュージャージー州。幼少期にテキサス州ダラスへ引っ越し、プロ転向後もダラスに拠点を構えています。
- 実家は6人家族。ご両親と3人の妹たちはみんなゴルフ経験者という、ゴルフ一家で育ちました。
世界の舞台で活躍を続けるシェフラー選手。これからも彼のプレーと人柄から目が離せませんね。
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